裏日記
昨日は子どもを寝かしつけながら一緒に寝てしまったので、朝は早起きです。
これ以上寝ると腰が痛くなるから5時起きです。
子どもの寝かしつけで一緒に寝てしまう率は高く、夫が帰宅する11時ごろにがんばって起きると、その後寝られなくなります。
昨日も一昨日も、起きずにそのまま寝てしまいました。
妻子が寝静まった家に帰宅する夫はかわいそうに、風邪をひいています。
早起きして空いた時間を持て余し、普段見て回らないような有名人のブログを見て回っていました。
その中から、辻ちゃんブログの感想です。
辻ちゃんは、最近首の据わっていない子をおんぶした写真をUPしていたとかで、某掲示板でバッシングされていました。
彼女はブログの記事は絶対自分で書いているし、彼女なりの必死ぶりが伝わってきます。
赤ちゃんの手のひらのゴミをどうやって取ったらいいの~、と辻ちゃんが質問して、200人以上の読者がアドバイスして、辻ちゃんから上手くいった報告があって、と、コミュニケーションは双方向性でした。
辻ちゃんががんばっているから私もがんばろう、と思ってる若いお母さんもいるのでは?
子どもの虐待防止のために大事な事をあえて二つに絞るなら、子どもがかわいいと思う瞬間がたくさんあること、なるべく気楽に子育てすること、だと思います。
辻ちゃんは、子どものかわいさをよく知っていて、しかもそれをオブラートに包むことなく素直に表現します。世間であんまりよくない、と言われているようなこともうっかり記事にしちゃう抜けたところがあります。
リアルでなかなか友達ができない孤立したお母さんと、バーチャルで友達になっているような感じすらします。
タレント活動の一環かもしれませんが、ずっと続けているのもすごいです。
もちろん、辻ちゃんのがんばりぶりにプレッシャーを感じたり、私はかわいいと思えない、と悩みを深める母親もいるかもしれません。
万民に役に立つ情報なんてないのですから。
これ以上寝ると腰が痛くなるから5時起きです。
子どもの寝かしつけで一緒に寝てしまう率は高く、夫が帰宅する11時ごろにがんばって起きると、その後寝られなくなります。
昨日も一昨日も、起きずにそのまま寝てしまいました。
妻子が寝静まった家に帰宅する夫はかわいそうに、風邪をひいています。
早起きして空いた時間を持て余し、普段見て回らないような有名人のブログを見て回っていました。
その中から、辻ちゃんブログの感想です。
辻ちゃんは、最近首の据わっていない子をおんぶした写真をUPしていたとかで、某掲示板でバッシングされていました。
彼女はブログの記事は絶対自分で書いているし、彼女なりの必死ぶりが伝わってきます。
赤ちゃんの手のひらのゴミをどうやって取ったらいいの~、と辻ちゃんが質問して、200人以上の読者がアドバイスして、辻ちゃんから上手くいった報告があって、と、コミュニケーションは双方向性でした。
辻ちゃんががんばっているから私もがんばろう、と思ってる若いお母さんもいるのでは?
子どもの虐待防止のために大事な事をあえて二つに絞るなら、子どもがかわいいと思う瞬間がたくさんあること、なるべく気楽に子育てすること、だと思います。
辻ちゃんは、子どものかわいさをよく知っていて、しかもそれをオブラートに包むことなく素直に表現します。世間であんまりよくない、と言われているようなこともうっかり記事にしちゃう抜けたところがあります。
リアルでなかなか友達ができない孤立したお母さんと、バーチャルで友達になっているような感じすらします。
タレント活動の一環かもしれませんが、ずっと続けているのもすごいです。
もちろん、辻ちゃんのがんばりぶりにプレッシャーを感じたり、私はかわいいと思えない、と悩みを深める母親もいるかもしれません。
万民に役に立つ情報なんてないのですから。
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2期目に突入した編み物熱も少し落ち着いたので、最近の余暇活動はもっぱら読書です。
<ネタばれ注意!>
『仮想儀礼』篠田節子
今年度下半期No.1の面白さでした。
(私、この方の書いた本をこの数年でたくさん読みましたが、ほとんどハズレがありません。)
普通の感覚を持った男が、ビジネス感覚で新興宗教を始めると…、という話なのですが、前半はとんとん拍子で宗教ビジネスが成功していくワクワクした面白さ、後半は急転落するのですが、それがまたものすごくドラマチックな展開です。
上下巻、まったくだれることなく、ジェットコースターにのった気分で読み終えました。
教祖が普通の人ゆえ、前半は、自分が宗教を起こすとしてもこんな感覚でやるかも、と、感情移入する楽しさもあります。
後半、周囲が狂気に陥っていく中、教祖となる主人公が、最後の数ページまで普通の感覚なんです。
信じる者のエネルギーは、教祖をも飲み込んでいきます。
信じる力は、偽物を本物にするのでしょうか?
読後、あまりのおもしろさに興奮が収まらず、世間のみなさんの感想が知りたいと思い、ネットでレビュー検索をしました。
すると複数の読書好きが、
新興宗教を扱った小説として、篠田さんの『仮想儀礼』と、新堂冬樹の『カリスマ』を比較していたのです。
新堂冬樹は私の知らない作者でしたが、読者レビューを読みながら、これは読まなきゃ、と思ったのでした。
『カリスマ』 新堂冬樹
うーん、面白かったんだけど、これは家族には勧められないタイプの本でした。
なぜならエロ、グロのため!
カルトにはまった母親が、父親を殺してから自殺した、という悲惨な経験を持つ男が、自分の家族を奪った神に復讐するために、自ら新興宗教を起こし、征服欲、金銭欲、食欲、性欲、にまみれ下司の限りを尽くします。
この男以外にも、下司な人間がたくさん出てきます。
主要人物の1人に、教祖の母親に瓜二つの妻を持つ男がいるのですが、これが、また、矮小なことこの上なく、ええつ!ここまで書くの!と読んでいるこちらが驚くほど、恥ずかしく情けないのです。
例えば、息子に仕事ができる父親と思われたくて、息子の前で117に電話をかけ、部下をしかり飛ばす演技をするのだけど、息子がリダイアルボタンをしてすぐばれる、とか。
ストーリーはほんとに面白く、最初から最後まで一気に読みましたし、どんでん返しにつぐどんでん返しがあり、終わり方の予想もつきませんでした。
でもとにかくやたらとエロ・グロ描写が多く、文体も独特、漫画的とでもいいましょうか。嫌いな人は大っきらいな作風でしょうね。
と言うわけで、皆様にお勧めするのは『仮想儀礼』だけど、きれいごとすぎるなぁ、と思ったら、汚いものを読んでバランスを取るつもりで、『カリスマ』を読んでみてはいかがでしょうか。
『カリスマ』を読んで、思い出したのが徳弘正也の『狂四朗2030』です。
『狂四朗2030』は、ほんとにストーリーが面白くて、深くて、考えさせられるし、ラストもとっても素敵なんだけど、まあ、とにかくエロ・グロで。
マンガだからエロシーンの多さに、電車ではとても読めなーい。
これを読んだ時も、ここまでエロ・グロでなければもっと面白くてもっと売れるだろうと思ったのですが、やっぱり、作者の思いがあるんでしょうね。
新堂冬樹は、執拗なエロ・グロ表現の中に、新興宗教の歪みを表現したかったのでしょうし、徳弘正也は真実の愛を表現したかったのでしょう。
でもさ、女性読者の気持ちも考えてくれよ~、と叫びたくなる私でした。
<ネタばれ注意!>
『仮想儀礼』篠田節子
今年度下半期No.1の面白さでした。
(私、この方の書いた本をこの数年でたくさん読みましたが、ほとんどハズレがありません。)
普通の感覚を持った男が、ビジネス感覚で新興宗教を始めると…、という話なのですが、前半はとんとん拍子で宗教ビジネスが成功していくワクワクした面白さ、後半は急転落するのですが、それがまたものすごくドラマチックな展開です。
上下巻、まったくだれることなく、ジェットコースターにのった気分で読み終えました。
教祖が普通の人ゆえ、前半は、自分が宗教を起こすとしてもこんな感覚でやるかも、と、感情移入する楽しさもあります。
後半、周囲が狂気に陥っていく中、教祖となる主人公が、最後の数ページまで普通の感覚なんです。
信じる者のエネルギーは、教祖をも飲み込んでいきます。
信じる力は、偽物を本物にするのでしょうか?
読後、あまりのおもしろさに興奮が収まらず、世間のみなさんの感想が知りたいと思い、ネットでレビュー検索をしました。
すると複数の読書好きが、
新興宗教を扱った小説として、篠田さんの『仮想儀礼』と、新堂冬樹の『カリスマ』を比較していたのです。
新堂冬樹は私の知らない作者でしたが、読者レビューを読みながら、これは読まなきゃ、と思ったのでした。
『カリスマ』 新堂冬樹
うーん、面白かったんだけど、これは家族には勧められないタイプの本でした。
なぜならエロ、グロのため!
カルトにはまった母親が、父親を殺してから自殺した、という悲惨な経験を持つ男が、自分の家族を奪った神に復讐するために、自ら新興宗教を起こし、征服欲、金銭欲、食欲、性欲、にまみれ下司の限りを尽くします。
この男以外にも、下司な人間がたくさん出てきます。
主要人物の1人に、教祖の母親に瓜二つの妻を持つ男がいるのですが、これが、また、矮小なことこの上なく、ええつ!ここまで書くの!と読んでいるこちらが驚くほど、恥ずかしく情けないのです。
例えば、息子に仕事ができる父親と思われたくて、息子の前で117に電話をかけ、部下をしかり飛ばす演技をするのだけど、息子がリダイアルボタンをしてすぐばれる、とか。
ストーリーはほんとに面白く、最初から最後まで一気に読みましたし、どんでん返しにつぐどんでん返しがあり、終わり方の予想もつきませんでした。
でもとにかくやたらとエロ・グロ描写が多く、文体も独特、漫画的とでもいいましょうか。嫌いな人は大っきらいな作風でしょうね。
と言うわけで、皆様にお勧めするのは『仮想儀礼』だけど、きれいごとすぎるなぁ、と思ったら、汚いものを読んでバランスを取るつもりで、『カリスマ』を読んでみてはいかがでしょうか。
『カリスマ』を読んで、思い出したのが徳弘正也の『狂四朗2030』です。
『狂四朗2030』は、ほんとにストーリーが面白くて、深くて、考えさせられるし、ラストもとっても素敵なんだけど、まあ、とにかくエロ・グロで。
マンガだからエロシーンの多さに、電車ではとても読めなーい。
これを読んだ時も、ここまでエロ・グロでなければもっと面白くてもっと売れるだろうと思ったのですが、やっぱり、作者の思いがあるんでしょうね。
新堂冬樹は、執拗なエロ・グロ表現の中に、新興宗教の歪みを表現したかったのでしょうし、徳弘正也は真実の愛を表現したかったのでしょう。
でもさ、女性読者の気持ちも考えてくれよ~、と叫びたくなる私でした。
前にも書いたかもしれないけど、作者の船戸与一さんはうちのお父さんの高校の同級生です。
そうじゃなかったらあまり読まないジャンルだったかな、と思うのですが(女性読者を寄せ付けない超ハードボイルド)、散発的に読んでます。
船戸さんの小説家人生のテーマなんでしょう、どの本も少数民族のしいたげられた歴史を綿密に取材しておられ、社会科の勉強になります。
分厚く、読むのに時間がかかる上、主人公も含めとにかくみんな死んでしまうので、読後感は最悪です。
でも、やっぱり面白いというか、脳みそがうわーっとなる感覚が味わいたくて、時々読むんです。
それにしても、『緋色の時代』は、圧倒的に読みにくかったんです。
理由はね、ロシア人の名前!
この本は、ロシアのマフィアの抗争(アフガン侵攻の退役軍人)を描いているのですが、
ただでさえ片仮名の名前は覚えにくいのに、ロシア人の名前は聞き覚えがなく、幼称やら父姓やら、1人の人を表すのに何種類も呼び名が出てきて、そして登場人物がめちゃくちゃ多いのです。
これ誰だったかな、誰だったかな、ってばっかり考えて。
そしてね、船戸小説史上一番たくさん人が死ぬ、というのも「売り」みたいで。
主要登場人物はサディストが多くて。
なんか、読んでてしんどかったです。
船戸さんの本、もっと面白い本いっぱいあるので、初めの一冊にはお勧めできません。
歴史のお勉強としては、アフガン侵攻のこととか、アメリカがアフガンに武器を大量に流入させたこととか、アフガンの中の民族対立のこととか、そういうお勉強はできました。
序章でね・・・。
あとはただただ、人が殺されていくのだもの・・・。
ああ、しんど。
そうじゃなかったらあまり読まないジャンルだったかな、と思うのですが(女性読者を寄せ付けない超ハードボイルド)、散発的に読んでます。
船戸さんの小説家人生のテーマなんでしょう、どの本も少数民族のしいたげられた歴史を綿密に取材しておられ、社会科の勉強になります。
分厚く、読むのに時間がかかる上、主人公も含めとにかくみんな死んでしまうので、読後感は最悪です。
でも、やっぱり面白いというか、脳みそがうわーっとなる感覚が味わいたくて、時々読むんです。
それにしても、『緋色の時代』は、圧倒的に読みにくかったんです。
理由はね、ロシア人の名前!
この本は、ロシアのマフィアの抗争(アフガン侵攻の退役軍人)を描いているのですが、
ただでさえ片仮名の名前は覚えにくいのに、ロシア人の名前は聞き覚えがなく、幼称やら父姓やら、1人の人を表すのに何種類も呼び名が出てきて、そして登場人物がめちゃくちゃ多いのです。
これ誰だったかな、誰だったかな、ってばっかり考えて。
そしてね、船戸小説史上一番たくさん人が死ぬ、というのも「売り」みたいで。
主要登場人物はサディストが多くて。
なんか、読んでてしんどかったです。
船戸さんの本、もっと面白い本いっぱいあるので、初めの一冊にはお勧めできません。
歴史のお勉強としては、アフガン侵攻のこととか、アメリカがアフガンに武器を大量に流入させたこととか、アフガンの中の民族対立のこととか、そういうお勉強はできました。
序章でね・・・。
あとはただただ、人が殺されていくのだもの・・・。
ああ、しんど。
以前このブログでも、地球規模の心配をしているので、こんな時代に子どもを生むのが不安、という話を書いたことがありますが、結局心配したまま生んでしまいました。
というわけで、未来に向けて明るい気持ちになるために、『脱「ひとり勝ち」文明論』を読んでみました。
太陽電池を普及することで、化石エネルギーの奪い合いは終了し、温暖化の問題も、紛争や貧困の問題も、ひいては食糧危機もかいけつするぞ、という、未来に希望が持てる話です。
著者は、電気自動車の開発者で、慶応の教授さんです。
文明が進みすぎたから環境問題が発生した、というよりは、十九世紀の技術を二十世紀からいままで、ずっと原理を変えないで使い続けてきたこと
が問題なので、文明を退行させなるのではなく、さらに技術を進歩させることで人類が直面している数々の課題を解決していけるのだそうです。
太陽電池の普及まで、あと一歩のところに来ているらしく、それを後押しするには世論の盛り上がりが必要なのでこの本を書いた、とのこと。
私はばっちり明るい気持ちになりましたよ。
というわけで、未来に向けて明るい気持ちになるために、『脱「ひとり勝ち」文明論』を読んでみました。
太陽電池を普及することで、化石エネルギーの奪い合いは終了し、温暖化の問題も、紛争や貧困の問題も、ひいては食糧危機もかいけつするぞ、という、未来に希望が持てる話です。
著者は、電気自動車の開発者で、慶応の教授さんです。
文明が進みすぎたから環境問題が発生した、というよりは、十九世紀の技術を二十世紀からいままで、ずっと原理を変えないで使い続けてきたこと
が問題なので、文明を退行させなるのではなく、さらに技術を進歩させることで人類が直面している数々の課題を解決していけるのだそうです。
太陽電池の普及まで、あと一歩のところに来ているらしく、それを後押しするには世論の盛り上がりが必要なのでこの本を書いた、とのこと。
私はばっちり明るい気持ちになりましたよ。
今日は読書感想文。
「女の子度」という尺度があるとしましょう。
生まれたての赤ちゃんをゼロとして、だんだんこの数値は上がって行き、ピークは16歳~20歳ぐらい。
ピークの値を仮に100としましょうか。
(もちろんこれは相対値で、絶対値ではありません。)
リボンやフリル、ピンク色といったかわいらしいものはもちろん女の子度を上げるアイテムですが、もっと幅広く、蛍光色もスカルもジャラジャラも、若くて溌剌とした感じのものは、女の子数値は高いです。
ファッションだけではありません。
表情やジェスチャーにこそ「女の子」はありますし、例えば話し方が子犬のようだったりするのはポイント高いです。
合コンに行くとか、男の人にちやほやされることを甘んじて受けるとか、そういう対人関係の持ち方も、相当に高ポイントとなります。
「女の子度」は生理的には16歳~20歳ぐらいがピークだとしても、社会的な状況次第ではピークが後にずれ込んだり、1度落ちたものがまた上がったり、ということはありえます。
(例えば離婚後に新しい恋をするとか。)
とはいえ、30も過ぎれば、ほとんどの人が下降の途上にあります。
願わくば緩やかであれ。
で、ありがたいのかありがたくないのか、この数値は特別な場合を除き、どんなに年を重ねても、ゼロまでは下がらないのです。
そうだなあ。80歳のお婆さんでも、30とか40の人はいるだろうなあ。
『ガール』は、30代半ばの働く女の人、もとい「女の子」を主人公にした本で、オムニバス形式なので、主人公は5話分、5人いる。
5人が5人とも、30代半ばの私から見てとてもリアルな存在で、どの女の子も私の中に一部潜んでいそうな気もして、なんで作者は50才近くもなって、こんなに私たちの世代のことがつぶさに分かるのだろうと、唸ってしまうのだ。
上に書いた「女の子度」は、本編とは直接関係ないけど、読後に私の頭に浮かんだこと。
色んな女の子度の30代半ばの女性が出てくるので。
悲しいかな、現在お母ちゃんであり、おばちゃんである私は、女の子度が激減りしている。
両立は難しいのだ。
「女の子度」という尺度があるとしましょう。
生まれたての赤ちゃんをゼロとして、だんだんこの数値は上がって行き、ピークは16歳~20歳ぐらい。
ピークの値を仮に100としましょうか。
(もちろんこれは相対値で、絶対値ではありません。)
リボンやフリル、ピンク色といったかわいらしいものはもちろん女の子度を上げるアイテムですが、もっと幅広く、蛍光色もスカルもジャラジャラも、若くて溌剌とした感じのものは、女の子数値は高いです。
ファッションだけではありません。
表情やジェスチャーにこそ「女の子」はありますし、例えば話し方が子犬のようだったりするのはポイント高いです。
合コンに行くとか、男の人にちやほやされることを甘んじて受けるとか、そういう対人関係の持ち方も、相当に高ポイントとなります。
「女の子度」は生理的には16歳~20歳ぐらいがピークだとしても、社会的な状況次第ではピークが後にずれ込んだり、1度落ちたものがまた上がったり、ということはありえます。
(例えば離婚後に新しい恋をするとか。)
とはいえ、30も過ぎれば、ほとんどの人が下降の途上にあります。
願わくば緩やかであれ。
で、ありがたいのかありがたくないのか、この数値は特別な場合を除き、どんなに年を重ねても、ゼロまでは下がらないのです。
そうだなあ。80歳のお婆さんでも、30とか40の人はいるだろうなあ。
『ガール』は、30代半ばの働く女の人、もとい「女の子」を主人公にした本で、オムニバス形式なので、主人公は5話分、5人いる。
5人が5人とも、30代半ばの私から見てとてもリアルな存在で、どの女の子も私の中に一部潜んでいそうな気もして、なんで作者は50才近くもなって、こんなに私たちの世代のことがつぶさに分かるのだろうと、唸ってしまうのだ。
上に書いた「女の子度」は、本編とは直接関係ないけど、読後に私の頭に浮かんだこと。
色んな女の子度の30代半ばの女性が出てくるので。
悲しいかな、現在お母ちゃんであり、おばちゃんである私は、女の子度が激減りしている。
両立は難しいのだ。
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