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裏日記
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昨年義父が亡くなったことを機に、我が家は元旦に韓国式の祭事(チェサ)をすることにしました。
伝統的に、長男が引き継いでいくものらしいです。

もともと、こういう伝統的な行事ごとには距離をとって生活をしていた私たちで、結婚式もスルーした位なんですが、義父が早くに亡くなったことで、ごく自然な感情としてこの行事を継続しようと思いました。
分析するに、そういうことを通じて夫の心が癒えて行くんじゃないかとおもったのと、綿々と続いてきたことを自分たちが途切れさせるだけの理由がないことと、私は日本人だけど、娘はハーフだから、韓国の伝統行事を受け継ぐ権利があると思ったからです。

去年はネットや本で調べたり、在日の友達に聞いたりして苦労しながらチェサの料理をしましたが、今年はだいぶん慣れた感じでやれましたよ。

朝から台所に立ちっぱなしだったので、疲れましたが、それは日本のおせち作りを頑張っている人も一緒でしょう。

さて、どんな料理を作ったかと言うと・・・

にらのチヂミ、ニンジンのチヂミ、椎茸とごぼうのチヂミ、トックのスープ(鳥ももでスープをとり、韓国のお餅を入れて、錦糸卵、そぼろ、三つ葉、のりをトッピングする)、ホウレンソウのナムル、豆もやしのナムル、ぜんまいの焼きナムル、豆腐のチヂミ、白身魚のチヂミ、焼き肉(タレも自作しました)、ゆで卵(飾り切りをします)

です。これらにフ加え、ルーツやごはんを山盛りして祭壇を作ります。
そうそう、でっかい鯛の尾頭付きは生協で買いました。これがあるとすごく華やかです。

ああがんばった!

読んでいただいて分かるように、準備が大変なので、夫ではなく私が大変なんです。
女が料理をするという伝統は、引き継ぐつもりは全くないのですが、夫は料理のイロハのイも知らないので、分業的には私が料理、夫が娘の相手、となりました。

明日はチェサをして、おせちの代わりに韓国料理を食べます。
明後日は日本のお雑煮を作る予定。
お雑煮は、引き継いだ味もないし、まだまだ自分の形も定まっていません。
味噌仕立て、焼きもち、鶏肉、青菜は必ず入れますが、サトイモやエビは入れたり入れなかったり。昨日ネットで調べたら、新潟ではいくらをトッピングするみたいで、あまりにもおいしそうなのでこれから我が家でも取り入れようかな~なんて思っています。

みなさんは受け継いだ味がありますが?

ところで、私は日本のおせちを作ったことがありません。
これは軽くコンプレックスです。

レシピを見れば作れると思いますが、品数が多いし、飾り付けは難しそうだし、お重もないし。

娘の物心がつくころには、こちらもマスターしておきたいところです。

今年もあと一時間弱で終わろうとしています。

みなさま、来年もよろしく願いたします。

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昨日久しぶりに同僚の女医さんと一緒に飲みに行ったのですが、私がお休みしている間起こった、ものすごい話を聞きました。
ものすごい話のジャンルを小説に例えるなら、渡辺淳一の恋愛小説です。

ピンときますか?


いやぁ、どこの職場でもこういう話はたまにありますが、今回の話はキョーレツでした!
被害の甚大さ、結末の大胆さ、どれをとっても小説顔負けです。

ある悪女が主人公なんですが、彼女は

仕事ができることドラえもんのごとし
見た目のかわいらしさはドキンちゃんのごとし
そして
悪女たるや峰不二子のごとし

ですね。
なんかこうやって書いてみると最強ですね。



近所の小学男子との出来事2つ。

その1
我が家からもっとも近い地味目の公園にて。

日曜日、私は娘と夫との3人で遊んでいた。

後から来た小学1年生の男子3人が、とても危ない遊びを始めた。
(なんで詳しく年齢を知っているかって? おばちゃんが聞いちゃったからよ(笑)。)

ブランコの支柱をよじ登って上の棒にぶら下がったり、滑り台の頂上から別の遊具に飛びうつったり。

私は怖くて、ついつい
「見てて怖いんだけど。」とか
「けがしそうだからやめといたら?」とか
話しかけたり、心配してしまった。
そしたら子どもたちは
「こんなん平気や!」
と競うようにさらに危ないことを始める。
たぶん大丈夫なんだろうけど、足を滑らして頭から落ちたらどうしよう、と心配のあまり、その場を離れられなくなってしまった。

夫はその間、娘を連れて少し離れたところにいた。私は単に娘を避難させたんだろうと思っていた。

しかし夫は
「nyamuさ~ん。こっちに来て!」
と私を呼ぶのだ。え~、この場を離れたら心配じゃーん、と思いつつも夫のところへ行く私。

彼は私がそばに来ると小さい声で
「無視しなさい。あなたがエスカレートさせてる。無視したら恥ずかしくなってすぐやめるから。」
と言うのです。

実際、その少年たちは
「なあなあ見て見て!」
と危ない行動を見せびらかしながらこちらに声をかけてきたけれども、私の反応がなくなったら、ものの5分ぐらいでその度胸試しみたいな遊びをやめた。

夫に
「あなたの反応を面白がっているんでしょ。」
「nyamuさんは専門家なのに、こんなことも分からないの!」
と、あきれられた。

うーん。確かに。
理論を知っていても実践は難しいのね。



その2 自宅マンションのエレベーターにて

推定小学3年生(余計な事を話しかけづらい雰囲気なので、詳しい年齢は知りません(笑))の、階下に住んでいる男の子。

私が娘を連れて6階からエスカレーターに乗った時、その子と4階で乗り合わせた。

「こんにちは」
と、こちらから挨拶すると、恥ずかしそうに小さな声で
「こんにちは」
返事をくれた。

エレベーターが1階に着いたら、その子は「開」のボタンを押して、私たちを先に通してくれた。
シャイそうな男の子だったので、まさかそんな親切をしてくれると予想しておらず、びっくりしながら、
「ありがとう」
とお礼を言った私。

だいぶたってから、今度は私1人でエレベーターに乗った時、その少年とまた乗り合わせた。
ゴミ回収の日のだったので、私もその子も大きな袋を持っていた。

そう、その日もまた、「開」のボタンを押して、私を先に通してくれたのだ。

子連れでもないのに! その子もゴミ袋を持っているのに!
ちょっと感動してしまって、
「いつもありがとう」
と大げさ目にお礼を言ってしまった。

ゴミを出してから駅までの道すがら、私は考えた。

彼はこれからも多くのエレベーターで他の人を先に通してあげるのだろうか。
あんな大げさなお礼を言って、強化(←ある行動をまた起こす率を上げる働きかけのこと)してしまったかなぁ。

・・・ハンサムな顔をしていたし、ああいう配慮ができる男子ってもてるだろうな。


中学生ぐらいの時、クラスのシャイな男子にエレベーターで親切にされたら、それだけで恋に落ちそうじゃない(笑)?


以上、近所の小学男子との出来事でした。


*どっちの男の子もかわいいね!


子連れで公園に行くのもだいぶ慣れてきました。

自転車で5分くらいのところに、少し大きめの公園があり、遊具もきれいで雰囲気も明るいので、仕事が休みでお天気の日は、たいてい遊びに行きます。

母親である私はなるべく人見知りせずに色んなお母さんとあいさつを交わし、寄ってくる子どもとは関わることにしています。

うちの娘も2歳2カ月、よそのお子さんが気になるお年頃です。
誰かがブランコを始めれば自分もブランコ、誰かが滑り台を滑ったら自分も、と、同じ遊具で遊びたがります。

3~4歳の少し大きいお友だちが特に気になるようです。
これぐらいだと、女の子だったら関わってくれる子も多いですし、後をついていって、その子の遊びをじっと眺めていたりもします。

今日は4歳ぐらいのお姉ちゃんが話しかけてきたので、少し一緒に遊びました。
女の子はおじいさんに連れてこられたようで、おじいさんはずいぶん離れたところで、こちらに声をかけるでもなくしれーっとしています。

落ち葉を拾ったり、砂場で穴を掘ったりなんやかんやと遊んでいたら、その子のおばあさんが買い物から帰ってきて合流しました。
おばあさんは決して感じの悪い人ではありませんが、あの世代にありがちな、ちょっと抑制が取れてきて、わーわーしゃべっちゃう傾向がありました。

「ノロウイルスが心配だから砂場遊びはあんまりさせたくない、だってこの公園犬を連れた人も多いしね。」

と言っていて、まあ、こっちも犬猫がおしっこしたりも承知の上で砂場遊びをしてるわけで、そういうのも含めて子どもの体を作ってるわけで、それにしてもノロウイルスって犬猫からうつるって聞いたことないけど、でもこっちの勉強不足かもしれないからなぁ、なんて思いながら愛想笑いを返しておきました。

「早く帰ろう」と言われても、女の子は聞こえないふりを続けていましたが、砂場遊びをさせたくない人の孫と
一緒に遊ぶのもしんどいなぁ、と思って、
「おばあちゃんが帰ろうって言ってるよ」
と、女の子の耳に当然届いていただろうメッセージをリピート、見ず知らずの私に繰り返されたことで、その子も渋々帰って行きました。

帰宅してからネットで調べて、
「やっぱりヒト・ヒト感染しかないわな。」
と確認した私でした。

それにしても、犬・猫からうつったら大騒ぎになるに決まってるのに、その場で自信が持てなかった私はちょっととぼけてるなあ。

高校生の時、服部君が留学先のアメリカで銃弾に倒れて以来、ハロウィンは私や同級生たちに悲しみを呼び起こす。

たぶん私が中学生ぐらいの時から、市場経済はこのイベントを日本に取り込もうとしているけれど、いつまでたってもクリスマスほどは馴染まない.
それでも10月になると街のところどころにカボチャの飾りを見つけ、毎年服部君のことを思い出して(直接のお友達ではないのです。同じ高校の同じ学年だったんです)、なんとも言えない気持ちになる。


今年は普段いいお付き合いをしているママ友から、パーティーのお誘いがあり、初めてこのイベントに参加することになった。

本場ではどんな感じか知らないけれど、日本では、仮装パーティーをして、子どもにはお菓子を配り、カボチャのおやつを食べる、という感じのイベントになっているようで、「子どもを仮装させてくるように」 と連絡があった。

大人になった私は、それはそれ、これはこれ、という防衛システムが発達していて、子どもに100均で買った黒猫の耳をくっつけてパーティーに参加した。

無邪気に写真を取り合いながら、さぞかし無邪気だったろう高校生の服部君のことに思いを馳せると、思いだすことしかしていないなぁ、私は、と、ちょっと自分にがっかりしてしまうのだった。


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