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裏日記
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うちの病院からも4人(精神科医2人と心理士1人とケースワーカー1人)が被災地に行く予定らしいです。
(ご参考までに、災害時のメンタルケアのリーフレットのURLです http://www.j-hits.org/psychological/index.html)
しかし、餓死者が出るくらいの圧倒的な物資不足の状況で(辰巳卓郎さんのブログhttp://ameblo.jp/tatsumitakuro/に、子どもが餓死しているとありました)、私たち精神科医が何ができるか分からないけれども。
今一番必要なのは、少しでも早く、孤立した避難所へガソリン、水、食料を届けることですが、私には、何をどうすればいいのかは分からないし、とにかく、今できることを粛々と行い、してはいけないことをしない、しかないと思っています。

かわいそう、と言いながら何もしないのは偽善者で、そんなのは嫌だから、今しつつあることとこれからすることを文章化し、自分に対しての証拠を残しておこうと思います。

まずは募金。
正直な話、募金に慣れていない私は、金額をどうすればいいか分かりませんでした。そんな中、糸井重里さんのツイットが参考になりました。
自分を3日雇うことができる程度、だそうです。
これを一つの目安に、「自分にとって痛みを伴う程度の額」を募金しようと思っています。


つぎに後方支援。
私は現場に行くことはないでしょうから、医者としてできることは職場のみなさんの留守を預かることです。今のところ代診を申し出たけど断られ(常勤で回すんだって)、何もしていないのといっしょですが、後方支援は自分の仕事だ、と思っています。


日本経済を少しでも健全化させるために、通常の消費活動をします。

来るべき大増税を笑顔で受け入れます。先々は増税をマニフェストに入れている政治家を応援します。

みんなが献血のことを忘れたころ献血に行きます。



とにかく一生懸命お祈りしながら、毎日を堅実に過ごしつつ、日本を下支えするつもりです。
だからこそ、自分や家族の体や心の健康に気をつけて生活するのです。
真面目に仕事をするのです。


八百万の神様にお願いします。
これ以上の悲劇を与えないでください。
避難所で子どもが餓死しないように、物資を届けさせてください。
放射線による健康被害が出ないように、燃料を冷やさせてください。
風はまっすぐ海に吹かせてください。

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大変な災害が起きました。

私は関西在住なので、11日の一番最初の揺れですら小さく、当初何が起きているのか知りませんでした。
夕方、子ども番組を見ようとTVをつけたところ、NHKはヘリから大津波の中継をしていました。
津波は全てをなぎ倒し、飲みこんでいきます。
まだ走っている車も巻き込まれていき、私は人が亡くなっていく瞬間を中継で見ているのだ、と気づきました。
あまりの被害の甚大さに、脳みその一部がフリーズしたような状態になっています。

東北大学に行った同級生がそのまま仙台に住んでいるかもしれません。原発関連で働いている先輩もいました。高校時代の友人たちとは最近連絡を取っておらず、みんながどこに住んでいるか把握できていません。

狭い日本です。知り合いもいるかもしれないし、知り合いの知り合いはたくさん被災されていることでしょう。


今の私にできることは募金くらいなので、少しだけですが募金しました。

yahooを介してネットで簡単にできるので、ご参考までにURL貼っておきます。
たまったポイントを寄付するか、壁紙を買う形で一口500円からできます。

http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html



追記

医師のみなさん
M3.comのポイントも寄付できるようになりました。
スレッドには被災地で奮闘中のドクターのコメントもありました。
募金の方法は色々ありますが、眠っているポイントを非常に有効に使える機会ですし、ご検討ください。



今日は、お金の話です。

某掲示板で、専業主婦がお小遣いでエステ等美容費に8万円使うのは贅沢か、という話題で盛り上がっていました。

もちろん、家計次第だよね!

マクロな視点に立つと、家計が破たんしない程度にお金を使ってもらうのは、日本経済にとってはありがたいわけです。
特に美容費とかは人件費に直結するし、エコの視点からもあまり問題がないような気がするので、すごくいいんじゃないでしょうか。

でもね、私はエステやネイルに8万なんて、もったいないから使わないですよ~。

贅沢は、人それぞれです。


最近の私の贅沢は、ズバリ、タクシーです。

タクシー、最近よく乗ってるなぁ。


私の通勤路はこんな感じ。
(前も書きましたが、電車より車の方が早いのですが、ペーパーを脱出できないため車通勤はあきらめました)

<行き>
自宅→徒歩20分→T駅→快速13分→K駅乗り換え→普通電車25分→O駅→徒歩20分→病院!

やっぱ遠いなぁ。1時間半かかるなぁ。

でも帰りはこんな感じ。

病院→タクシー10分(840円)→快速の泊まるR駅→快速10分→K駅乗り換え→快速13分→T駅→自転車10分→保育園→自転車10分→自宅

上手くいくと、30分ぐらい時間を節約できます。
840円で30分の時間を買っているわけですね。

さらに、強めの雨の日は、T駅からタクシーに乗って保育園で子どもを拾って帰ります(1800円)。
これは、1800円で体調を崩すリスクを減らしているわけですね。


そうそう、昨日はとうとうこんな感じになっちゃった。

病院→タクシー(高速もつかっちゃう)40分→保育園で子どもを拾って自宅(6600円)。

5時にお迎えに行かなきゃならないのに、4時半に仕事が終わったのです。
高速使ったら、10分遅刻で済みました。


もともとの私の金銭感覚からすると、ちょっと贅沢だな~、とは思うのですが、いろいろ自分の中で優先順位をたてていくと、タクシーは必要経費なのです。


ワークライフバランス、最適化に向けて実験を繰り返している私。

私の奇妙な認知特性についての話です。

トラブルの芽みたいなものを一旦スルーしたのに、後から気になってもう一度考え直してトラブルを認識し、自らフォローして事なきを得る、みたいなことが時々あります。

誰かに教えてもらって気がつくのではなく、自分でふっと思い出すのです。

視覚に例えるなら、周辺視野に入ってきた情報を、無意識的に分析しなおすみたいな機構が、自分の頭の中で働いているような気がします。

一種の安全装置でしょうか?

自分以外にあまりこういう安全弁を持った人の話を聞きません。
それとも、自分の中で解決がつくから、ヒヤリハット事例としても上がってこないだけなのでしょうか?

何度となく、この安全装置には助けられていますが、心臓に悪く、引きずります。
スカスカだったスケジュールが普通に埋まると、どうしてもカルテやら紹介状の返事やら診断書やらの書類を書くのが診察終了後になり、歩ける日は歩いていた駅までの道もタクシーがルーチンになり、保育園のお迎えもだんだん遅くなってきました。

それから、毎日病院にいるわけではないので、連携先(医療機関・心理治療機関・学校など)のみなさんに、プライベートの電話番号や、メールアドレスを教える機会が増え、ちょっとややこしいケースが増えてきたのに伴って、自宅で電話を受けるようになり、ちょっと仕事とプライベートの気持ちの切り替えが難しくなってきました。


私はあまりタフではないので、きっちり分けないとしんどいのです。


尊敬する先輩方は、あえて境をなくすことで仕事の幅、質を高く保っていらっしゃるように思いますし、職住がいっしょこたの開業の先生たちは、ご近所さんが患者さんなわけですし、すごいなぁと感心します。

どうも私はストレス耐性が低すぎるような気がします。


今のところ、仕事の絶対量が少ないので、保育園のお迎えが多少遅くなることも、自宅で料理をしている最中に電話がかかってくることも許容範囲ですが、今後は動線を整理していかないとなぁ、なんて思っています。



以前、看護婦さんの喫煙率の高さから、「聖性と俗性」のバランスについて考察したことがあります。
聖性へのプレッシャーが強いと、どこかバランスを保つために、世俗的なことをしたくなる、白衣の天使であるからこそ、あえて体に悪いことをしてバランスをとってる、というような考察です。

タバコぐらいかわいいものなので、それでバランスがとれるならいいじゃん、とも言える。


実際、看護婦さんが一般女性より喫煙率が高い理由は複合的なものだとは思いますが、誰しも日々自分の役割を果たしていくために、いろいろな工夫をしてバランスを保っているのだと思います。


タフな人は一杯のコーヒーで済むのかしらん?
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