裏日記
久々にブログUPします。
FBの書き込みをしてると、中途半端に満たされてしまった、なかなかこちらをUPできませんが、しがらみなく意見を表明するには、FBは適さないので…。
フェミニズムのことをよく分かっていないのに、フェミニズム本を批判するので!
この本は、職場の先輩精神科医から勧められて読んだのですが、読み進めながらなかなか腹が立ちましたよ!
中学生向けの啓蒙本なんですが、中学生が読んだら不幸になるよ、これ。
まず、マスとしての生物学的脳みその男女差への理解があまりにもなく、社会や
環境によって性差が作られると思い込んでいる。
性ホルモンの脳への影響をバカにすんなよ。
こちとら生まれる前から浴びてんだよぅ。
もちろん、マスとしての性差があったとしても、個人個人の個性を尊重すると
いう姿勢が大切だということは大前提。
(読了後、ネットでいろいろ調べまし
たが、フェミニストにもいろいろ派閥があって、生物的差異を重視するフェミニズムもあるようです。
もはや、フェミニストという言葉だけでは、どんな信条か分からないくらい分化
していますねぇ。)
料理や洗濯、子育てを楽しみ、外で働かないという選択を「させられている」の
か「している」のか。
させられている人も選んでしている人もいるでしょう。
選んでいる人に対して、あたかも「洗脳」と決めつけているのも気に食わないです。
私だったら、大好きなパートナーのためにおいしいケーキを焼いてあげることも、
営業でガンガン成績を上げて一番を目指すのも、どっちもすばらしい、自分に向いていることを探そうね、というのが伝えたいこと。
前者を貶める必要はないのです。
それから、さまざまな例示がいちいち引っかかりました。
女の子は自分の女の子らしさを隠すこともできると、
「ヤマンバ」「ルーズソックス」「ゴスロリ」を並列させるのは、私に言わせれば、ちっとも分かっ
ていないね。
「ヤマンバ」と「ゴスロリ」は共通していますが、当時の「ルーズソックス」は
これでもかというほど女らしさの表現ですよ。
それから、あんぱんまんやサッカー選手を例に挙げ、女の子はヒーローになれな
い、と書いてあるのは、2007年にしてはちょっと例が悪いですね。
なでしこの活躍はもちろんですが、
メディア論でいくなら、
女の子はプリキュアになれるんです。
プリキュアは、「女の子だって暴れたい」をコンセプトに、それまでの少女アニ
メのタブーを破って作られたんですけど(詳しすぎてごめんなさい)、今の女の
子は、可愛くってキラキラしていていながら、敵を肉弾戦でやっつけるんです。
今の女の子はキラキラも肉弾戦も両方しなければいけないから大変!というところを分析した方が絶対面白い。
(ついでに言うと、ガンダムのアムロ、エヴァンゲリオンのシンジ、と、男の子
はどんどんひ弱になっています。噂によると、仮面ライダーもかなりひ弱になっ
たと聞きます。ひ弱なのに戦いに巻き込まれていくのが今のヒーロー像です。)
というわけで、批判的読書日記でした。
FBの書き込みをしてると、中途半端に満たされてしまった、なかなかこちらをUPできませんが、しがらみなく意見を表明するには、FBは適さないので…。
フェミニズムのことをよく分かっていないのに、フェミニズム本を批判するので!
この本は、職場の先輩精神科医から勧められて読んだのですが、読み進めながらなかなか腹が立ちましたよ!
中学生向けの啓蒙本なんですが、中学生が読んだら不幸になるよ、これ。
まず、マスとしての生物学的脳みその男女差への理解があまりにもなく、社会や
環境によって性差が作られると思い込んでいる。
性ホルモンの脳への影響をバカにすんなよ。
こちとら生まれる前から浴びてんだよぅ。
もちろん、マスとしての性差があったとしても、個人個人の個性を尊重すると
いう姿勢が大切だということは大前提。
(読了後、ネットでいろいろ調べまし
たが、フェミニストにもいろいろ派閥があって、生物的差異を重視するフェミニズムもあるようです。
もはや、フェミニストという言葉だけでは、どんな信条か分からないくらい分化
していますねぇ。)
料理や洗濯、子育てを楽しみ、外で働かないという選択を「させられている」の
か「している」のか。
させられている人も選んでしている人もいるでしょう。
選んでいる人に対して、あたかも「洗脳」と決めつけているのも気に食わないです。
私だったら、大好きなパートナーのためにおいしいケーキを焼いてあげることも、
営業でガンガン成績を上げて一番を目指すのも、どっちもすばらしい、自分に向いていることを探そうね、というのが伝えたいこと。
前者を貶める必要はないのです。
それから、さまざまな例示がいちいち引っかかりました。
女の子は自分の女の子らしさを隠すこともできると、
「ヤマンバ」「ルーズソックス」「ゴスロリ」を並列させるのは、私に言わせれば、ちっとも分かっ
ていないね。
「ヤマンバ」と「ゴスロリ」は共通していますが、当時の「ルーズソックス」は
これでもかというほど女らしさの表現ですよ。
それから、あんぱんまんやサッカー選手を例に挙げ、女の子はヒーローになれな
い、と書いてあるのは、2007年にしてはちょっと例が悪いですね。
なでしこの活躍はもちろんですが、
メディア論でいくなら、
女の子はプリキュアになれるんです。
プリキュアは、「女の子だって暴れたい」をコンセプトに、それまでの少女アニ
メのタブーを破って作られたんですけど(詳しすぎてごめんなさい)、今の女の
子は、可愛くってキラキラしていていながら、敵を肉弾戦でやっつけるんです。
今の女の子はキラキラも肉弾戦も両方しなければいけないから大変!というところを分析した方が絶対面白い。
(ついでに言うと、ガンダムのアムロ、エヴァンゲリオンのシンジ、と、男の子
はどんどんひ弱になっています。噂によると、仮面ライダーもかなりひ弱になっ
たと聞きます。ひ弱なのに戦いに巻き込まれていくのが今のヒーロー像です。)
というわけで、批判的読書日記でした。
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