心理状態がいつもと異なっているので、行動もいつもと異なっています。
昨日はどうしても車でどこかに出かけたくなり、車を持たない私はレンタカーしました。非日常なのでちょっとこじゃれた車を借りるつもりだったのに、こじゃれた車なんて貸してくれませんでした。○○市でレンタカーする人にはそんなニーズはないもんね(そりゃあそうだ)、借りれた車は結局マーチ。マーチって、私が短期間だけ所有した車じゃあないか。
車を持たない理由
「あたしエコロジストだから」
と説明しています。実際、自家用車を持たないことは、エコバックを使ったり、割り箸を我慢したり、地味に牛乳パックを集めるより相当エコな訳で、まあ後付けの理由の割には気に入っています(笑)。あ、この後付けってのは職場の先輩にも指摘されたわけだけど、もちろん重々承知のスケであって、いかに自分が納得できるないし他者を煙に巻ける後付けをするかが、まあ、面白いといえば面白いところなのです。
情緒不安定な1週間。いろんなことがわっと押し寄せている割には、丈夫に毎日を送っています。
いつもと違うことをしたくなるにしても、それが車を衝動買いしちゃうとかじゃなくて、レンタカーというところがかわいいじゃありませんか。
と、自画自賛したところで今日はお終い。
晩御飯食べよ。
先週末書いた記事は面白かったんだけど、大胆すぎるということで夫にダメだしをくらい、残念ながらカットしました。
読んだ人はいるのかなあ?
さて、最近身の回りが大変です。家族のこと、仕事のこと、いろいろな問題が山積しています。
大変だけどやたらと元気で、昨日も鼻歌を歌いながら溜まっていたサマリーを書いてから帰宅し、帰宅してからコンビニで買った晩御飯を食べつつ、講演のスライドを作ったりして、いつもより遅く寝ました。
頭の中にあるスイッチが、「ややハイ」に切り替わっているようです。まあ、躁的防衛ってやつですね。
私はわりとそのへんの自己認知ができるほうです。ああ、いつもよりテンション高いわ、と。
(もうちょっと進むと認知できなくなるんだろうか?そうなってたら教えてください)
これで突っ走って、本格的にマニってはいけないので、今日は起きたくなってから1時間位布団の中で過ごし、朝一にまあブログを書いてしまっている訳です。
で、このへんも「ややハイ」っぽい多幸的な感想なんだけど、辛いことがあるとややハイになっていつもよりガシュガシュ仕事をしてしまう私は、タフに出来ているなあ、と、頼もしく思ったりするのであった。
みなさんは、辛い時はどのような乗り越え方をしますか?
今日は、3組の保護者に「お宅のお子さんは自閉症スペクトラムです」と告知して、正月気分が吹っ飛びまくった1日でした。
どう伝えれば、その家族にとって一番メリットがあるのか、長期的に考えてのメリットか(今を楽にするだけではないのか?楽になるのは誰か?)、スペクトラムがスペクトラムである以上いったいどこまで診断するのか、その判断に間違いはないか、私の体調や精神状態は今の面接に影響していないか?
頭の中を繰り返し駆け巡る言葉です。
診断しても、診断を保留しても考えることは同じです。
ほんとに毎日毎日悩むので、毎日毎日同じことを言ってます。まるで酔っ払いのクダマキです。
目に見えない障害を相手にしている以上、仕方がないのです。これが嫌ならば、他の科に転科すればいいのです。それをしないということは、結局好きでやっている仕事なのですよね。
ところで、昨日、ヨムヨムという新しい雑誌を読んでいたら、大平健がくらたまと対談していて、「精神科医は患者は一目見たらだいたい診断が分かるもんだ」みたいなことを書いていました。
そりゃあ、一目見て分かることもあるかも知れんけど、よく言えるなあ。
びびるなあ。
大平健は、「診察室に来た赤ずきん」がバカ売れして、お稼ぎになっている精神科医です。私も買っちまいました。
まっこと羨ましい限りです。
あ、正直に言いますが、恥を承知で正直に言いますが、私「キラキラ研修医」にも嫉妬しています(笑)。
くそぅ!!本も売れてドラマになって、お稼ぎになりやがったな!と。
ブログ、チラ見しましたが、なんだか恥ずかしくって読めないんで(ご存じない方へ:ブログで有名になって、本になって、ドラマになる、という最近の流れがあるのですが、「キラキラ」はそれに見事にのったんです。星の数あるブログの中で、立派ですよね。)。
相当きゃぴきゃぴしてますからねえ。
もう10年ぐらいしたら落ち着いて読めるかもしれませんが、今はまだ研修医時代が近すぎて、読むと恥ずかしくなってしまうのです。
ついでに言うと、「NANAの恋愛勝利学」はさすがに買いません。香山リカ(一番TVに出ている精神科医)はどこに行くんでしょうね。
さてさて、元旦からはじめた実名ブログ
(まだ見ていない人は見に行ってね)
http://ameblo.jp/inori-nagakura/
3日坊主にはならずに1週間は続いております。こちらのブログは裏日記として、しばらく残しておきます。
(がおさんを除き、私をよく知っている人しか見に来ていません。)
自閉症関連は絵が描きやすいけど、虐待・トラウマ関連をどう漫画化していくか、研究が必要だなあ。
最近また、虐待死の痛ましい事件がありましたね。
上の子だけ施設で保護していて、下の子が亡くなってしまったケース。
児相は月に1~2回、家庭訪問していたみたいです(児相の現状を考えると、かなりしっかりフォローしていると思います)。
疑陽性を減らそうと思えば疑陰性が増える、疑陰性を減らそうと思えば疑陽性が増える、の世界ですから、分かりやすく言うと、不安のあるケースをどんどん保護していたら、なんとか親子で生活して乗り越えていけるケースを引き裂くことになるから、預かりまくるわけには行かない、んです。
それにしても虐待死は痛ましい。
これをひとコマか2コマぐらいの漫画にできないものか。
すごく難しそうだぁ。
漫画というツールは、裾野が広いしものすごく伝わりやすい表現方法です。
痛ましさだけを伝えたり、「(児相は)仕方なかった」ということだけを伝えたりするのではなく、正確に自分の意見が伝えられないものかと、考えています。