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裏日記
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あけましておめでとうございます。

さて、本年一発目。
お題は「市民活動」

私の実家は愛知県、夫の実家は埼玉県、私たちは大阪に住み着いて、近所には親兄弟など頼れる人はおりません。
子どもが生まれるまでは、実家から遠いことはメリットがデメリットを完全に凌駕していたと思います。30台の基本的に健康な大人が2人で生活をしていたのです。知恵や体力といった生活エネルギーに満ち満ちた世代ですから、困った時に誰かに頼ることを考える必要はなかったのです。
近所づきあいもゼロです。文字通りのゼロ。マンションの隣の人の名前はおろか、顔もあやふや。町内会も回覧板もないし、たまの消防訓練も、たいていは仕事で出られないですから。


そして子どもが生まれました。


まず、親に頼りました。出産前後は親が大阪に来てくれました。
退院後はすぐ帰ってもらいましたが、その1ヶ月後、これの前の前の記事に詳しくあるように、急な体の不調を抱えた私は、自分の親に頼りました。
同じ病気でも自分ひとりなら何とかできますが、赤ちゃんがいることでとたんに私は動きが取れなくなりました。

社会的にもっとも強い立場から、弱い立場に変わったような感覚です。

「今までは近所に親がいないことも、知り合いがいないことも困らなかったけれども、これからは困る。
自分が急病にかかったとき、事故にあったとき、誰か身近に助けてくれる人が欲しい」と思い至りました。

そこで、子育てサポートセンターの門をたたくこととなったのです。

サポートセンターでは、子育てのサポーターを必要としている市民に、サポート(=子どもを預かってくれる)をしてくれる有償ボランティアさんを紹介してくれます。
私の住むT市では、電話相談→説明会参加→個別面談→講習会参加→マッチング(電話連絡)→打ち合わせ面談→サポート開始、という流れでスタートです。結構きっちりしているでしょ。サポートセンターには役所の非常勤スタッフが4人おり、細かくコーディネートしてくれているのです。でもこれは市民活動、あくまでも自主的な活動の手助けであって、おんぶに抱っこはしてくれません。マッチング以降はすべて市民が自主的に行動し、役所には報告、必要時は相談するというシステムなのです。

私は歩いて10分もかからない隣町に住む、Aさん(推定60歳、5人の孫がいる女性)を紹介してもらいました。

年末に打ち合わせ面談まで終わりました。菓子折り持って行きました。


私、実家が遠いんです。この町に知り合いがいないんです。もしもの時に、頼りになる人が近所にいて欲しいのです。でも、もしもの時には急に頼れないから、もしもじゃない時にも時々会って欲しいのです。慣れるまでちゃむだけでなく私もセットでお願いしたいのです。2人で寂しくしているので、お散歩がてら遊びに来てもいいですか?


いやぁ、緊張したなあ。
汗かいた。


ボランティアを依頼する側は初めてで、というか、こういう関係を結ぶのが初めてで。


当分緊張してしまうと思うけど、フェイドアウトしないように、正月明けに早速連絡をしようと思っています。
がんばれ!私。


「市民活動」
仕事人ではない私が、T市の市民として、家族以外の人と触れ合う活動のこと。
これから広がりを見せていく予定。
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選択を繰り返しながら生きていくわけです。

それは明確な意思であることも、限りなく無意識に近い場合もあります。
後者の場合でも選んだことにかわりありません。

「あなたが選んだことです」
これ以上ないくらいに厳しい叱責です。

「私が選んだことです」
これ以上にないくらい、自らを勇気付ける言葉にもなります。

最近立て続けに、医師会がらみの2つのアンケートに答えました。
女医として、勤務医としての現状について問われるようなアンケート。
さらさらっと答えればそれまでですが、まじめに考えてしまいました。

正直、世の中、こんなに医者が足りないといわれているのに、今現在のんびり育休をとり、相当恵まれた職場であるのにもかかわらず、フルタイム復帰は当分しないと決めている自分に罪悪感を覚えました。

でもそれは自分で決めたことだから、罪悪感やら寂しさやら不安やらとともに引き受けないといけないのです。



痛みについての考察が続きます。

 

今、「幸福を定義せよ」といわれたら、迷わず

「痛みがないこと」

を条件に挙げるでしょう。

 

実は今、外科系の痛みを抱えております。

いえ、30も超えて、人一人産み落とした今、恥ずかしいことなんてなんもないんですけどね。あえて病名伏せますが、人類が2足歩行を始めちまったばっかりに痛くなるあれ、神様がヒトを設計する時にうっかりミスったと言われるあれです。

出産や授乳(水分を奪われるので便秘になる)をきっかけに急性増悪。ある晩、耐え難い痛みに夜も寝られなくなってしまいました。

 

初めて外科のCクリニックに行ったんだけど、診断としては大したことはなく(Ⅰ度)、授乳中だから内服薬も出してもらえませんでした。

しかし、その後2週間。良くなる気配なし。

 

いや、ほんとに辛いんですよ。

排便の度に地獄の苦しみで、その後何時間もズキズキ痛む。痛みを抱えて幼子と二人きり。母が苦しむと幼子は決まって泣き出すのです。

この手の薬はまず大丈夫とは知っていても、なるべく内服は控えたいと我慢して、で、痛みに耐えかねて鎮痛剤を飲む、どうせ飲むならさっさと飲めばよかった、と後悔を繰り返し・・・。

手持ちのロキソニンも底をつきそうで、気分まで落ち込んでくるのでした。

 

私は一生この痛みを抱えていくのでしょうか、神様。

 

2週間後の再診、C先生がどうしましたかと声をかけた瞬間のこと。

「先生痛いんです。母乳に移行していいからお薬を下さい。」

と泣きつく授乳婦。

 

はい、私もね、妊娠中の人や授乳中の人には薬出したくありません。特に初診の患者さんはね。飲まないと死ぬ病気じゃないしね。医者に責任が集中するようなシステムだからね。

でも、やはりそこはインフォームドコンセント。患者さんが真の意味で選べるように説明したいものです。

(ちなみにC先生は私の決意を汲み取り、今度は薬をくれました)

それからさらに10日たち、少しづつ改善の兆し。

 

専業主婦になってからはや4ヶ月。

妊娠中は後期に至ってもつわりのような症状があったのと、末期には高血圧になったこともあり、食を楽しむことはできなかった。

ちゃむを産み落としてからはなんでもおいしい。

生後45日の赤ちゃんを連れては、外食はもちろんのこと、気軽にスーパーマーケットにも行けないので、基本的には週末に買いだめした食料を料理して一週間食べつないでいる。

先日は親と姉夫婦(姉とは超久しぶりに会った)が野菜をお土産にちゃむに会いにきてくれたので、大根、さつまいも、さといも、水菜と、義理兄の実家で栽培している旬の野菜を大量消費させていただいた。

今までは働いていたこともあって、いかに手を抜くか、いかに手際よくやるか、が、家庭料理の目標だったが、今は専業主婦だし、これといった娯楽もないので、ネットでレシピを調べたりしながら、バリエーション豊かな食生活を心がけている。

食に対しての関心は高い(要は食いしん坊)ので、料理するのは意外と楽しくて、今までは外食か出来合いと決めていた揚げ物(片づけが大変なのにカロリーが高いから)も揚げるし、ビタミンが逃げる、と理由をつけてサボっていた野菜の下処理(トマトの皮むきとか)もまじめにするようになった。

ちゃむが泣くので手を止めながら料理していると、昼からの時間はあっという間に過ぎてしまう。

よくしたもので、暇で苦しまなくてすむ。

ところで、だいぶ母乳がでるようになったので(母乳:ミルク=2:1ぐらい)、ごはんをおかわりしても体重が増えるどころか減っていく。
私は人生のほとんどの時間を「もっと痩せたい」と思っていて(だからといってダイエットするわけでもない)、食べても太らない人が憎いぐらいだけど(冗談)、今現在がそういう状態なわけ。

・・・この調子で結婚前の体重に戻らないかしらん。

一方ちゃむはコロコロと太ってきて、なんだかお餅みたいだ。
今わたしは絵日記をつけているのだけれど(絵日記つけるぐらいだったら表ブログを更新したらいいのにね!)、「ちゃむもち」というキャラクターを考案してしまった。

サンリオが買ってくれないかな。

ほぼ一日中ちゃむ(うちの赤ちゃん)とともに引きこもる毎日が続いている。

夫は休日、「気分転換に外に出といで」と、思いやりをしめし続けてくれているが、結局ほとんど家を出ない。

うすうす気がついていた。口では「カフェに行きたい」「まんが喫茶行きたい」なんて言いつつも、ほんとは外に出るのが億劫になっているのだ!

驚くほどのことではないのかも。ヒトは多かれ少なかれパターンを好む生き物だ。
長く家にいすぎて根が生えた。出かけることのハードルが高まっている。

社会的引きこもりの人って、家を出るきっかけを失ってるんだろうなぁ。

(社会的引きこもり:統合失調症や強迫神経症といった病気で家を出られず引きこもり状態になった人を含めず、これといった「病気」は見当たらないのに、社会と関われなくなった人を指しています)

出産直後に比べ明らかに体力も有り余ってきているので、この連休は強い意志でもって外出を決行した。

土曜日、久しぶりに美容院に行った。パーマもかけたので長旅となった。
美容師さん(永井大をホストにしたような見た目)は、営業の一環とは思うが「ちゃむちゃんの写メみしてくださいよ~」と言ってくれたので、携帯に入っている写真を全部見せた。
例え営業でも、写真を全部見てくれて「かわいい」を連発してくれたので、行った甲斐があるってもんである(笑)。

ちなみに、出産前から「美容院行きたーい」と言っていた私。実際チャンス(=夫の休日)がめぐってきても「まだ髪形決まっていないから(なんじゃそれ)」と、引き伸ばしていた。本心は”億劫で億劫で・・・”。
今回は後に引けないように”予約”したのだが、とことん行動を起こすのに強制力が必要な私である。

(約束すると縛られるタイプなの)

そして日曜日、古本屋さんに行って、立ち読みして、文庫本を3冊(梁石日「カオス」、辺見庸「もの食う人々」、と、石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」)を買って帰った。

そろそろちゃむも散歩に出られる月齢なのだ。
これを機に、引きこもりライフに終止符を打とう。

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