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裏日記
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以前は、仕事帰りに駅中商店街にふらっと立ち寄ったり、街中に用事があるときは、前後にデパートに寄ったり、買い物は趣味の一つで、とても楽しんでいました。

子どもが生まれてからは、子連れでショッピングを楽しむのは中々難しく、ま、できなくはないので時々はするけれども、のんびりできないのが辛くて、ネットで代用することも増えました。

昨晩は夫が飲み会で遅くなり、娘も寝入った夜更けに、自分が今何をしたいか心に聞いてみたところ、ああ、ひとりで買い物に行きたいんだ、ということに気づきました。
そして早速本日実行いたしました。夫と娘に留守を託して。

だって久しぶりに給料をいただいたんです。

自分で稼いだお金というのは、うれしいもんです。

もちろんちょこっとしか働いていないし、メインの病院は給料安いし、そんな大した額ではありませんが、専業主婦時代にちまちま節約していたことを考えると(そういうのも好きな私)、財布のひもは緩んじゃいました。

そうそう、うちの病院、全国自治体P科病院の給与ランキング医師部門で、なんと堂々の最下位だったらしいですよ!
よく、医者の給料とやりがいは反比例するとか揶揄されますが、うちの病院の地域での役割を考えると、最下位というのはひどい話です。

ちなみに看護は上位グループらしく、もはや笑い話です。

さすがに当局はまずいと思ったのか、ここ2年で医師の給与も上がったらしく、常勤の先生方の苦労が報われてよかったです。


話はそれましたが、今日の買い物についてです。


もともとは最近はやりのマキシワンピを買おうと思ったのですが、試着すると、
「二人目?」
と聞かれそうなシルエットで、何着かトライしましたがあきらめました。


結局パンツと、パーカーと、靴を買いました。

靴についてですが、私はすでに外反母趾になりかけていて、昨年の学会中、ヒールで走り回って3日間過ごしたら、尋常じゃないほど足が痛くなってしまいました。
靴はかっこよさとはき心地が反比例すると思うのですが、やっぱり足にいいものをはかないとなあ、と反省して、アシックスの「歩人館」という、人間工学に基づいた健康重視のお店で靴を買うことにしました。

今までは、足になじむまでは靴ずれは当たり前でしたが、ここで買った靴は最初から本当に楽で、感動しています。ファッション的には、ダサくはありません。地味というか、スタンダードで人の記憶に残らない感じ。でもよく見ると、革靴なのに底が柔らかい素材だったり、中敷にゲルが使ってあったりするのです。

今日買ったのは、紺地に白いテープ使いの、ドライビングシューズです。石田純一ぽい靴です。
スカートにもパンツにも合いそうだし、通勤服にも普段着にも合わせられそうなので、出番は多くなりそうです。

パンツは七分丈で裾にゴムの入ったもの。サルエルではなく、もっとすっきりした形をしています。涼しくていい感じです。

パーカーは、節約主婦の私はユニクロで買ったりもしていたのですが、無地のパーカーなんてどこで買っても似かよっているっちゃあ似かよっていますが、やっぱり、日本で一番たくさんの人が着ているという事実がどうも気分を萎えさせてしまうのです。
というわけで7分そでで少しキラキラの入った、コンパクトなシルエットのグレーのパーカーを購入いたしました。


それにしても服や靴の買い物はひとりに限ります。

何着も試着して、お店の人と相談して、何軒か見て迷って、結局最初に店に戻って、と、家族にとってはうんざりするような動きをするのが楽しいんですから。

今日は気に入ったものが3つも買えたので、本当に幸せでした。

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入園したてのこの時期、春の嵐が来るように、感染症の嵐が訪れるという噂はかねがね聞いておりました。
が、しかし、うちの子はなんとなく強そうなので大丈夫ではないかと、心のどこかで油断しておりました。

胃腸炎→鼻かぜ→発熱→やっぱり中耳炎

風邪は私も夫もかかり、家族全員で青っ洟を垂らしながらごほごほ咳をしています。

4月にして2回も実家から親に来てもらっちゃいました。

なんか風邪薬の副作用でふわふわした頭で外来をしています。
ペースはのんびりですが、ケースの中には難しいものも含まれるし、初診も多いので不安は付きまといます。
さて、ホケカンの仕事も始まりました。
こんなキャンパスでが学生生活を送りたかったよ~
と、思わず叫びたくなるような、レンガ造りの美しいキャンパスです。
ホケカンはあくまでもホケカン、クリニックや病院ではないので、どれくらいの重症度の患者さんまで診られるのか、それこそ処方できる薬の内容にもしばりがありますし、要領をつかむのは少し時間がかかりそうです。

大学といえば、先日、同級生かつもと同居人のKさんがうちに遊びに来てくれました。

Kさんの職場はとても興味深いし、私が学生時代から絶対しようと心に決めていたのに今のところ果たせていない、そして多分今後も難しそうな「留学」を最近していたので、いろんな話が刺激的でした。

小さい子供がいるとなかなか外で会うのは難しいですが、Kさんのように泊りに来てくれたら、娘が寝てからもゆっくりお話ができるのでいいなぁ、と思いました。

みなさま、よかったら我が家には泊りがけで遊びに来てね。

4月1日から働き始めました。
娘は保育所に通い始めました。

夫も両親も、娘の話しか聞いてくれないので、ブログには自分のことを書きます。
娘が一番大変なのは重々わかっているのですが、私だってそれなりに大変なので、ちょっと整理したいのです。

まず、復帰前にこねくり回していた想像よりは、ちゃんと働けています。

まだ患者さんの人数も少ないので助かります。
手際が悪くても、ゾロ薬が分からなくても、「今日の治療薬」で調べながらでも間に合うので。

処方箋の書き方とか忘れてたらどうしよう、とか想像してはぞっとしていたのですが、目の前にしたらちゃんと思い出しました。


前より舌が回りにくくなっていて、説明がへたくそに思います。
雑談中同僚にそう言ったら
「血管でも詰まった?」
と突っ込まれました。

確かに、妊娠高血圧だったので、あり得る話です。

私はブランクとプロラクチン(認知機能に影響を与えるとか)のせいにしていたのですが、器質的な変化なんでしょうか。だとしたらショックです。とてもじゃないけど受け入れられないわ。


今日は久しぶりに発達診断外来をしたのですが、とても難しく感じました。
ケースは非典型的で、本人には受診ニードはなく、家族も情報を小出しにするタイプだったし。
以前だったら初診で診断までこぎつけていたかもしれないけれど、今回はかなり慎重になってしまいました。

診察後、まったりじっくり考える間もなく、カルテを走り書きしてすぐ帰宅しました。
以前のように、思う存分職場に残って考えをまとめる作業ができないことには、すごく違和感があります。
学校との連携もしたいけれど、時間の確保はかなり難しそうです。

ところで、仕事のある日は、必ず下痢をします。

緊張しているのでしょう。

早起きして自分の支度をしてから娘の支度をし、家を出る直前にゴロゴロ、自転車で15分漕いで保育所に行き、号泣する娘と笑顔で別れ、満員電車に揺られるころ、再度ゴロゴロいいます(涙)。

医局に机もあるし、マグカップも置いているし、知り合いばっかりだし、実際くつろげる環境にありますが、気分はなかなか落ち着かず、暇な時間も、外来と医局を無意味に行ったり来たりしてしまいます。


今日、保育園にお迎えに行くと、私を見つけた娘が
「ぎゃー!」
と、今まで聞いたことがない声で雄たけびをあげて抱きついてきました。
魂の咆哮です。

帰宅後は、さみしい思いを我慢した娘が、ずっとおっぱいにしがみついています。
昨日のうちに今日の晩御飯の準備を済ましておいた自分に拍手です。


明後日から娘は保育園児になり、私はワーキングマザーになります。

入園準備といっても、意識したのは早寝早起きリズムに戻すことぐらい。
娘は相変わらずおっぱい小僧だし、朝ごはんもほとんど食べられません。

4月から保育園だ、がんばろう、という話をよくしていたのですが、娘、内容は分からないものの、なにやら違う空気を感じるのか、さらにおっぱいに執着する様子まで見られました。

今日は昼寝布団やら、着替えやらを保育園に届ける日で、同じように登園した数人の親子とすれ違いました。
私の今までの生活範囲では出会わなかった(注 母として。仕事人としてはいっぱい会ってるよ~)、金髪で目の周り真っ黒でピアスの穴がたくさんあいている、絵に描いたようなヤンママさんとも会いました。

うち一人には園長先生がしきりと
「めんどくさいかもしれないけど、お母さんの仕事だから頑張ってね。」
と、連絡帳を書くように念押ししてました。

10代で母になったとしたら、私がおばあちゃんでもおかしくないわけですから、もしかしたら親子ほど年の違うママ友もできるかもしれませんよ。

園の先生に、外遊びの時にかぶる黄色い帽子に、何かマークを付けてくるように言われました。
マークねぇ。何故名前ではなくマークなのでしょう。
子どもが自分の帽子を認識できるようにマークにするのでしょうね、多分。でしたら分かりやすいものがいいでしょう。

ならばと、帰宅後じっくり考えることもなくボールペンで世界一簡単なチューリップの絵を下書きして、そこを返し縫で刺しゅうしました。あっという間に出来上がりです。
しかし出来上がった後すぐ、
「地味でかわいげに欠けるし、久しぶりの刺しゅうだったのでただの返し縫がちょっと下手だし、どうしてわたしはこう、衝動的に動くんだろう、もうちょっと考えてから作業しても遅くないのに」
と自分の特性にがっかりしました。

でもボールペンで下書きしたからもう取り返しがつかないし、うーん、せめて縫いなおそうと、糸を切りました。

中学生ぐらいのころ、家庭科でスカートを作っていて、最後の仕付け糸を切る工程で布を切ったことがあるな~、と、苦い思い出がよみがえってきたので、鋏を置いてリッパーで糸を切ることにしました。
衝動的な私でも、リッパーで布を切ることはできませんからね。
何事もフィットした道具を選ぶと、ずいぶん安全です。

で、今度はもうちょっと丁寧にチューリップを刺しゅうしなおし、1mmくらい下書きとずらして「ぷっくり感」を出すことで、かわいらしさが増したので、これで良しとしました。

縫いながら、そういえば妊娠中、娘のトレードマークは麦にしようと思っていたことを思い出しました。
名前のもじりです。
チューリップよりおしゃれですな。

くだらないことを書き連ねました。

小さな事象にも、私らしさがでているなぁ、とか、
子どもがいると、久しぶりのこと(たとえば刺しゅう)もするなぁ、とか、
そんなことを思った私でした。


娘の2回目のレーザー、無事終了いたしました。
主治医先生曰く、あと2回くらいで終了、とのこと。言外のニュアンスからは、薄くは残りそうでした。
やるだけやって、あとは娘がコンプレックスを抱かないように、大事に育てるだけであります。

今回は小児科病棟が空いておらず、ウロ&外科病棟の個室に入院しました。
看護婦さんのあらが目立ったので、私は笑えましたが、医療従事者ではない夫はちょっと怒っていました。

まず、子どもの入院がめったにないのでしょう、看護婦さんあからさまに不慣れで、血圧とかも本人(1歳)の協力を待っているのでいつまでも計れず、あとでお母さんやっといて、と自動血圧計を渡されました。たまたま私は医者ですが、そんなことは看護師さんは知らないわけで、渡すだけでいいのか? 説明は?と思いつつ、後から血圧を測ろうとしたら、電池切れ。

同様に、術後サチュレーションモニターも電池切れ。

小児用の器具、久しぶりにひき出しから出てきたんでしょうね。

術前のセルシンシロップを、抗生物質と説明した上で前日の晩に渡されました。

当日、結局飲めずに、飲めませんでしたと夜勤の看護婦さんに伝えたのですが、どこでどう伝言ゲームになったのか、結局飲めたと聞いたと日勤の看護婦さんが言い張るので、なんか詰め所でごちゃごちゃしているので
「飲めていないですよ。」
と夫が声をかけていました。

(ちなみに、前回のせん妄は、セルシンのせいかも?と疑っていた私ですが、麻酔科の先生に「飲めたら飲ませて」と言われていたので、娘もちょっと口に入れたら吐き出していたし、飲ませませんでした。
今回はせん妄は起きず。娘の脳みそが成長したからか、それともマイナーを投与しなかったからか分かりませんが、よかったです。)

術後、血圧計と同側に付けたサチュレーションモニターが、加圧されるたびにピーピーなるのを、
「泣くと酸素が下がりますね~」
と説明。ついつい
「血圧計のせいじゃないですか?」
と突っ込んだら
「それは関係ありませんが。」
と。

点滴は、目盛り付きチャンバーで輸液量が確認しやすいようになっていたんだけど、ボトルとチャンバーのクランプがロックされていたので、病棟についてしばらくしたらチャンバーが空になって、滴下しなくなりました。
私が直そうとしたら夫が
「看護婦さんを呼ぶべきだ」
というので、正論と思いナースコール。でも待っている間に点滴筒の液もなくなり、チューブにどんどん空気が入っていくので手元のクランプだけはロックさせていただく。
看護婦さんがやってきて、チャンバーを
「てゆうかこれいらないのじゃないよ。」
と毒づくのをあっけにとられてみている私でありました。

その後チューブ内の空気を手際悪く抜き、滴下数を合わせて
「ゆっくりですが落ちているから大丈夫です。」
と言って去って行きました。

数時間後、入浴について尋ねると(主治医先生曰く、本人が嫌がらなければ構わないんだそうです)
「今日はやめておいた方がいいと思います。」
と私見を述べるので、どうして主治医に確認しますの一言が言えないのかなぁ、と思いつつ、
「おむつかぶれが心配なので下半身だけでも入らせてあげたいのですが。」
とお願いすると
「それならば処置した場所と関係ないですし…。」
と順番をとってくれることに。

入浴順が回ってきて、呼びに来てくれた時
「下半身だけにしますね。」
と私が言うと
「レーザーなので別に入っていただいて構いませんよ。」
と。
多分誰かに教えてもらったんだろうけど、さっき言ったことをひっくり返すようなことを、前後の説明なく結論だけ言ってました。

多分、できの悪い看護婦さんが軽傷のわが子の担当になったんだろうけど、何度か主任さん(ものすごく優しい)が病室を訪問して、それとなく点滴をチェックしたりしていたました。

入院診療計画書を退院時にもらって帰るというおまけつきでした。


ほんと、何の問題もなかったし、どうでもいいことなんですが、姑根性みたいですが、患者家族目線、医者目線で何かと気になる、某大学病院の某病棟のお話です。

みんなミスはするし、知らないことはあるし、新人の時期はあるし、医療に限らずどの業界でも一緒なんだけど、失敗した時のフォローや、本人の一生懸命さとか、かわいらしさとか、そういうことは結構大事だと、反面教師にしつつ、4月の復帰に備える私でありました。


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