家のすぐ近所に、おいしいケーキ屋ができてしまった。
不幸だ。だって太るじゃないか!
→なんでもネガティブにとるとこんな感じ。
そんな話はさておき本題。
専業主婦の生活は自己評価が下がりやすい、と、ある女医さんが言っていた。
その女医さんは美人で子沢山で、たくさん仕事をしている人だ。
私はその言葉を重く受け止め、専業主婦をしている間もなるべく自己評価を下げないように心がけよう、心がけるだけじゃなく、打てる手は打っていこう、と思った。
確かに、専業主婦の生活を続けながら自分への評価を下げずにいることは、難しいようにおもう。
「みんながしてること」
に対して、高い評価は難しいのだ。
掃除も洗濯も料理も、おむつ換えも離乳食も寝かしつけも、多くの人が普通にやっていること。
まず、家事。
私は65点をめざしているが、日によっては40点。
そんな日は、こんな簡単なこともこなせない自分って、体力ないな、とか、要領悪いな、とか、努力が足りんな、とか、ネガティブな自己評価を下してしまう。
子育て。
おむつ換えやらのいかにも「労働」以外に、1日のかなりの時間を、ちゃむとの「遊び」に費やしている。
歌ったり、踊ったり、しゃべったり、だっこしたり、見守ったり、らじばんだり。
1人遊びを始めたな、しめしめ、と、こっそり本を読んだりパソコンをはじめるとすぐばれる。
彼女は自分に注目するように私の行動を修正する。
だから結局、彼女の起きている限りは、いっしょうけんめい遊んだり、それに疲れたらTVや音楽を「ながら」したり、半分考え事をしながら遊んだりしている。
子どもが育ってるんだから、親は生産的な活動をしてるわけだが、そんなもん、毎日実感できるわけもなく、ああ、今日もまたちゃむと2人でだらだらと過ごしてしまった、とがっかりしてしまうのだ。
さて、どうやって自己評価をキープして行くか。
まず家事を85点に上げると評価はあがるだろうが、私には絶対向いてない。
40点の日も80点の日もあるけど平均すると65点、これベスト。
余暇を有効に活用、これはちゃむを無視することになりかねないし、そもそも余暇に向かうエネルギーがないので却下。
みんながしていないような子育てをする。例えば超英才教育とか。
これも却下。ハイリスク・ローリターンだから。
子育ての生産性を感じやすい場に身を置く。
これは実践中。(つどいの広場やら親子サークルのこと)
「今」を特別視する。
「今しかできないことだから」別の表現をすると「今の私は仮の姿」。
仮の姿だなんていったら、ちゃむに悪すぎるが(ごめんよ)、1年後にパートで働くことが決まっていることが、ストレスでもあり、救いにもなっていることは確かだ。
私はなんだかんだ言っても医者である自分が好きだから。
最後に当たり前すぎることを書くと
子育ての楽しさや喜びを純粋に味わうこと。
当たり前すぎて、これは意外と工夫がいることを忘れがち。
いらない情報を聞き流したり、余計な自分の知識にフタをしたりしてね。
楽しい時間を過ごすと、いい精神状態をキープできるもんです。
実家が愛知、大学が山口、職場が京都の私には、近所に誰も知り合いがいなかったのです。
つどいの広場や育児サークルを通じてお友達ができました。
これらは高槻市の施策です。
ビバ!高槻市!
市民税払わしていただきます。ハイ、喜んで。
ママ友というのは、子どもを通してのお付き合いなので、私も含めみんな、丁寧に距離感を保っております。
遊び場で会えば一緒に遊び、何人かとはメルアドを交換し、うち2人とは「予防接種打った」などの、何気ないメールのやり取りをするまでとなりました。
ママ友たちはみんな、あまり私生活に立ち入った話をしません。
だから私が医者だということも、先週の金曜日までは誰も知りませんでした。
医者って言ったらみんなどんな反応するのかな?
お金持ちって思われたら嫌だな(お金持ちじゃないから)。
いろいろ相談されても分からないしな(小児科領域)。
分かりすぎること聞かれても困るか(発達障害)。
それにしても医療って、生活に密着しております。
毎日のように予防接種、新型インフルエンザ、アレルギーなどの話題で盛り上がりました。
そこでカマトトぶってしまったというのも多少気まずいのです。
医者であることをあえて隠すのも自意識過剰だし、聞かれたら答えようと思っていたら、ずっと聞かれませんでした。
でも先週の金曜日、初めてママ友とランチを、つまり一歩踏み込んだ関係になった、ので、ついに
「にゃむさんは何のお仕事しているの?」
と聞かれました。
「実は医者なんよぅ。でも精神科医だから小児科のこととか全然分かんない。」
と答えました。
ママ友は
「この間も実は看護婦さん、という人がいたよ。医療関係者に縁があるなぁ。」
と、軽くスルーしてくれました。
やっぱり私、自意識過剰だったかな。
「実は」なんて付けて恥ずかしいわ。
と、思いながら食事を続けました。
その続きでママ友は
「実は持病があるの。」
と、内科疾患を打ち明けてくれました。
何気ない形で私がお手伝いができることがある病気だったので、言ってくれてよかったです。
こんな感じで、少しづつ距離を縮めていくママ友にも恵まれ、高槻市になじんで行く私です。
わたくし、パリパリのペーパードライバーなんです。
大学1年のとき、のどかな山口県で運転免許をとるも学生時代は運転はほとんどせず、就職してお金がたまってから、中古のマーチを買いました。
つつましいでしょ。
買って早々北大路の交差点で立ち往生したり、京都駅で路肩に乗り上げたり、研修医仲間の助けを借りて、坂出にもいったなぁ。
今思えばどうしてあんなに冒険する気になったのか。
そして次に暮らした岸和田では、車がないと生活しづらかったので、スーパーマーケットに行く専用に使っておりました。
あ、一度だけ、和歌山県の加太に1人で行ったことあるような気もします。
なんであんなことができたのか、もはや全く理解不能です。
高槻市に越してからは、全く乗らなくなりました。
そもそも車のいる用事がほとんどないのですから。
車が運転できて楽しかったことやちょっとした冒険心はどこかへ消え去り、事故のリスクばかりが不安になって、その不安がすくすくと育ち、だんだんがんじがらめになってきた感じです。
そしてマーチは廃車にして、私はECO生活を自負しておりました。
子どもを妊娠したのを機に、去年の3月、車を買いました。
オレンジ色のベリーサ。かわいい車です。
妊娠中は「集中力が落ちているから」と運転を逃げ、出産後は「子どもがもうちょっと育ってから」と運転を逃げ、でもだんだん追い詰められてきました。
つどいの広場で、ママ友がペーパードライバー講習に通い始めたことに刺激を受け、一大決心をいたしました。
私、ペーパーを卒業してドライバーになります。
とりあえず毎週末、夫に隣に乗ってもらって近所のスーパーに行く。
次なる目標はR病院に行けるようになる。
R病院に働きに出るのは来年の4月ですが、働くのが嫌なのか車を運転するのが嫌なのか、という状態にならないためにも、とりあえず先に行けるようになっときます。
自分の性格を思うに、ドクターの方も休みすぎるとペーパーと化しそうです。
やっぱり来年の4月がちょうどいいな。
親バカ、とか。他のバカも入っているような気もします。
最初に言い訳しておきます。
まず「子乗せ自転車」を購入しました。
前かごが、チャイルドシートになっている自転車。
以前ブログで書いたことがあるけど、前に乗っていた自転車は、スポーツタイプなのです。
夫と同じメーカーで揃えたスポーツタイプの自転車はとてもかっこよくて、洋服やの定員さんにほめられたりしたのです!
遠乗りは2回ぐらいしかせず、近所にはギヤを使うような坂もなく、車輪が大きくて、かごがなくて、実用性はゼロ。
でもかっこいいからいいじゃないか!
子どもをおんぶして乗るには不安定だし、いずれは必要ということで子乗せ自転車を買ったのだけど、これが快適で。
ああ、ファッション性についてですか?
子乗せ用のかごは、機能美があるといえばあるのだけど、なにせ、後ろかごも付けちゃったので(笑)。
買い物したあと、荷物を入れなきゃいけないでしょ。
自転車ひとつとっても、子どもがいると選択が変わるものです。
さて、子育ての近況ですが、
うちの子は後追いの時期に入り、文字通りトイレまで付いてきます。
私が移動すると、てってってってとハイハイしながら「うえーん」っと泣き声を上げて後を追ってきます。
このてってってという音がかわいいのです。
(そういえばハイハイの形を重視する小児神経の先生がいましたよね。つい気にしてチェックしたところ、なかなかのフォームでしたが・・・)
昨日は初めて空中で伝い歩きをしており、えっと空中以外では水中(風呂)でしてたんですけど、いよいよ目が離せなくなってきました。
細かい運動に関しては、人差し指を分離して使うのが得意で、出っ張ったものをつつきます。例えば乳首、ボタンなど。ヒトの乳首は痛いのでやめてほしいです。
ごみなどを中心に、触ってほしくないものを出してはつまみます。
7ヶ月ごろから「まんまんまん」とか「まま」とかはっきりとした発声で言いますが、まだ意味はそんなに集約してきていません。なんとなく要求ごとがあるときに言うことが多いので、結局は「メシ」「母ちゃん」の意味で使っているのですが、1人で遊びながら「まんまんまんまん」と言ったりもします。
「まま」と言われたら「はいはーい」と返事をしています。
あとは「ばっ」というのも上手です。いないないばぁで返したりしています。
まだ指差しの意味は分からないようです。
私が自然に指差しを使えなくなっていて、これは職業病の一種かもしれません。
ごく限られた本(いないいないばーなど)は興味を示しますが、たいていの本はめくることに喜びを見出します。
昨日図書館に連れて行ったら、本棚から本を出すことに熱中していました。
今一番のお気に入りのおもちゃは、音の出る太鼓のおもちゃ。
ガラガラをあーあーあーといいながら振るのは、もしかすると歌っているのかもしれません。
離乳食はあんまり食べず、昨日今日はほとんどゼロ。
食べなくても大丈夫なのは頭では分かっているんだけど(例 「母乳が薄くなる」への反証:総アミノ酸量は半分ぐらいになっているけど、量は倍飲んでいるから大丈夫)、もう一つ感情が付いていかず、どうもね、食べずに汚すだけ汚されると、心配になったり腹が立ったりするのです。
目下、一番の悩みどころです。
ちなみに歯は一本も生えていません。
夜中は相変わらず何度も起きているけど、添い乳で寝るのでそんなに困っていません。
この間一ヶ月ぶりに祖父母が来た時は、5時間ぐらい人見知りしていました。
つどいの広場などに連れて行くと、しばらくじーっと環境を伺っていますが、そのうち調子が出てきて、よその子のおもちゃを奪い取ったり、私から1mぐらい離れて遊んでみたりします。
子どもはあっという間に成長するので、備忘録代わりに細かく書いてみました。
血管腫について知りたい方はまずはこちらをご参考に。
形成外科学会のHPです。
http://www.jsprs.or.jp/sikkan/3-6/3-6-7.htm
すごくきれいにまとまっていると思うのだけど、これを読むと早く治療したくなっちゃうよね。
「早ければ早いほど治療回数も少なく、治療効果も高い」
って書いてあるからね。
いろいろ調べると、そう単純な話でもないのです。
ネット時代、英語論文まで読めちゃうからね。
相当量の情報が家庭で得られます。
でも情報が増えると、混乱しちゃう。私も一応医者の端くれなんだけど、それでも混乱して先生に質問したもの。
だからやっぱり、形成外科学会の出してる上記のHPのまとめが、情報提供の仕方としては親切なんだろうな、と思います。
インフォームドコンセントって難しいよね。情報量が多けりゃいいもんじゃないし、正確さを求めすぎると、わけが分からん内容になっちゃうし。
そうそう、今回のことで改めて思ったのが、学会には権威と責任があるということ。
「日本〇〇学会が言ってるんだから、スタンダードな考えに違いない」って思っちゃうもん。
学会が先走ったり、偏った意見を提言しちゃあかんなぁ、と思うのでした。