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裏日記
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マタニティーブルー、産後うつ、産褥精神病。
出産にまつわる精神症状を起こしたくないなぁ、と警戒して生活している私。

ホルモン状態のダイナミックな変化、睡眠不足などの身体的ストレス、家族が一人増えるという住環境の変化、キャリアアップを休むという社会的環境の変化。

あげつらえば、警戒すべきことはいろいろあるわけで。

ご安心あれ、今のところ健康的な産褥婦人であります。

一昨日の晩、ふとしたことをきっかけに気分が少々落ち込み、夜は「試験前の準備ができていなかった!」という、もういい加減卒業したいいつもの夢を見て、娘のクークーいう声で目がさめておっぱいあげて、昨日の午前中いっぱいぐらいはちょっとイライラしていた。

一昨日の晩御飯、どうも食欲がなくてご飯を食べなかったことが良くなかったのかも、と反省し、昨日の朝ごはんはパンを2枚も食べて、おやつにはみたらし団子も食べたし、夫がとても親切に接してくれたので、午後にはすっかり元気で、どちらかというと明るいくらいだった。それとともに、何が原因で落ち込んだかも正確に把握できた。

傷が小さいうちにメンテナンスを怠らないようにしている。

(注 ストレス要因が大きすぎるときは、自己メンテナンスがうまくいかないときもあるし、なにより器質因が大きいときはこんな工夫でどうにかなるものではないけど)



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たいていのことにはおおらかな私だが、妊娠して乳首が大きく黒く変化したのを受け入れきれなかった。長く伸びる乳首がいい乳首と知ってはいたが、鍛える作業を怠った。

「こんなに黒くなったのだからさぞかし母乳も出るだろう」と高をくくっていたら、それは大きな間違いだった。

いざちゃむちゃん(ちゃむ=うちの赤ちゃんのブログ上のニックネーム)が生まれて、乳首を吸わせてみたが、滑ってうまくいかず、大泣きされてしまった。

助産師曰く「乳首が短い!」と。

ええ!?こんなにでかいのにだめなの???

つまり扁平乳頭というやつで。

乳首は吸いにくい、母乳の量も少ない、ちゃむちゃんの吸う力も弱い、の3重苦で、授乳はとても難しかった。母乳タイムは母子ともに大汗をかいて苦労して、その後あげる粉ミルクでは「新生児にこれだけ真剣な顔ができるのか」という形相で、ちゃむちゃんは哺乳瓶に食らいつく。
そうこうしている間に、彼女は母乳を拒否するようになってしまった!!
体を反対に反らしたり、乳首を手で押さえたりするのだ。
「はようあの飲みやすいやつ持って来い!」と言わんばかりに。

新生児の学習能力を見くびるな。

(こういう状態を「乳頭混乱」と言うらしいが、混乱してないよね。よく分かってるよね)

ある程度母乳が出るようになってから乳頭保護器を使うことにした。乳頭保護器とは、乳首の上にかぶせる器具で、哺乳瓶の乳首のような形のハードタイプと、もっと薄くて柔らかく乳首を覆うソフトタイプがある。私の場合は長さを補うために利用しているが、乳首が傷ついている場合などは文字通り保護目的で使用できる。

現在は3分の1は母乳、3分の2は粉ミルクくらいの割合で与えている。
母乳でやりきるには、泣くたびに乳首をくわえさせて刺激を与え、母乳の生産量を増やせばいいわけだが、そこまで根性はないので、私の余裕具合と、ちゃむちゃんのお腹のすき具合にあわせて、適宜調整している。いずれは半々、3分の2と母乳の割合が増えていけばいいとは思っている。


扁平乳頭とか、乳頭混乱とか、乳頭保護器とか、乳首にまつわる語彙が増えた私であった。
予定日より9日遅れで、2860gの女の子を無事出産しました。
心配してくださった皆様、ご報告送れて申し訳ありません。

以下、長文になりますがよかったら読んでください。

9月26日の深夜、陣痛が5分おきになったので産院に行きました。でももうひとつ痛みにキレがなく、助産師さんも「どうかな~」という感じで診察してくれたのですが、やっぱり5分おきに収縮しているので、そのまま入院になりました。
この5分おき、という間隔がだんだん狭まって、痛みがどんどん強くなって晴れて分娩台に上がれるわけですが、ちっとも間隔狭まりませんでした。朝になって先生の診察を受けたんだけど、先生は私の顔を見るなり「まだ」と断言。「そんなにこにこ笑える間はまだまだです」とのこと。
挨拶は笑顔で、という基本を守れる間はまだ。
確かに子宮口は2指ぶんしか開いておらず。

もっと痛みが来ないとだめ、といわれたので、痛みを正面から受け止めようと、痛いときに「イタイイタイ」というようにしたら(ラマーズ法無視)、なんかだんだん痛みが強まってきたような・・・。

しかし昼の診察ではまだ4~5cmの開き。
ちなみに午後は産院の2代目が診察でした。私と同じくらいかな。
若い先生独特の、ソフトで丁寧な説明。私の血圧(170/90)と蛋白尿(1+)を見て、やや強めの反応を示すのも。
しばらくするとお父様もやってきて親子で診察してくれた。ということは、研修あけてまだ間もないのかしらん。若白髪なのね。

実は私、末期にとうとう妊娠高血圧症になってしまっておりまして。
その不安も抱えつつだったので、長引かないことを祈っておりましたが、結果として25時間かかりました。

陣痛と陣痛の間はたった5分なのに眠ってしまうという不思議な経験をしました。
通常痛みは過覚醒を伴うと思うのだけど、これもエンドルフィンのおかげなのか、痛みが過ぎるとすぐ夢うつつになって(傍から見ると完全に寝ていたそうだ)時間の感覚もないので、次の痛みがきたときにどれだけ時間が空いたかも分かりませんでした。
寝ては陣痛、寝ては陣痛の繰り返しが延々と続き、痛みは徐々に強くなっていくのに5分間隔は縮まりませんでした。
夕方の診察では7~8cm開いていたので、待機室に移り、その後も上記繰り返し。

深夜、経産婦さんが外来に来て、わたしより先に分娩室に入って、生んでました。
その後助産婦さんが来て内診して、
「お隣さんが出産をしている間に、全然(子宮の開大)進んでないよ(笑)」と笑われましたが、日付変わって27日12時、ようやく分娩台にあげてもらいました。ふう。

「もう疲れたやろ」
と、ようやくオキシトシンの点滴が始りました。
血圧が高いので、なるべく自然に出産を目指し、どうしても使うときはゆーっくり、というのが先生の方針だったのですが、だいぶ長引いたので。ありがたいことに、よく効きました。

そのうち、助産師さんがぐりぐりと子宮口を広げ始め、なんかどうしていいかわからなくなって、お腹に力が入ったら「そうそう、上手上手」とほめられたので、これがいきむということか、と理解しました。

後は言われるがままにフガフガいきんでいたら、先生が呼ばれて、夫が呼ばれて(ビデオ片手に)、「次にいきんだら出てくるよ」と言われたのでがんばって長~くいきんだら、次の次に赤ちゃんが出てきました。

ああ良かった。

生まれた瞬間感動して泣くかな、と思っていたんだけど(私涙もろいし)、むしろすごいハイになっていて、「がんばって育てるぞ!」と気合を入れてしまいました。

ビデオにはばっちり気合声が記録されております。

ちなみに生まれた赤ちゃんは、夫に瓜二つでした。


<個人的な痛みに関するまとめ>

・陣痛は痛いのは痛かった。時間が長いのでくたびれた。
・痛みの合間に眠るという不思議な体験をした。
・いきむ段階に入ってからはかえって楽だった。
・切開も縫合が痛くないというのはウワサどおりだった。

<反省>

・妊娠前にもっと痩せておけばよかった(妊娠後の体重増加はほとんど浮腫によるものだった)。
・もっと心を強くして塩分制限をすればよかった。

出産予定日を、4日超過中です。

予定より早く生むつもりだったので(勝手な計画)、もう10日も遅れているような気分です。
うんともすんとも、というわけではなく、お腹の張りは確実に増え、子宮口は少しづつ開いてきており、主治医の先生は「促進剤とかは打たないよ」とおっしゃっていて、今はひたすら陣痛を待つばかりです。

陣痛は一般的には痛いと言われているのですが、人によってはそんな大したことなく、はっと気がつくと「子宮口全開!」なんてこともあるようです。
確かに、痛みというのは主観的な側面もあるし、心筋梗塞やくも膜下出血だって鈍痛に感じる場合もままあるし、陣痛も性格や体質しだいではあんまり痛くないことだってあるでしょうね。

実は先日NSTをしたとき、お腹が張っていることを助産婦さんに指摘されても、私が気がついていなかったことがあり、もしかすると私、痛みに鈍感かも、なんて思っておりました。

さて、予定日近くの深夜、まあまあの痛みで目が覚め、時間を計ってみると15分おきに規則的な張りがあり、お、いよいよか!と期待しても、その後痛みが強くはなってこず、でした。

ところが私は
「もしかしたら、私は気づかぬ間にすばらしい呼吸法を得とくして、余分な痛みを感じない体質に代わっているやも知れぬ」とか、「自在にエンドルフィンを出せるような技を見につけておるやもしれぬ」
とか、変なことを考え出し、「知らん間に全開していたらどうしましょう」と不安が胸をよぎるのでした。

翌日診療時間になってから産婦人科を受診したところ、まだ1cmしか開いておらず、なーんだ前駆陣痛か、普通じゃん、でした。

陣痛を今か今かと待ち構えるのをやめると、それまで規則性を感じていた張りもなくなってしまい、今度は逆に「昨日の自分、神経質だった」と思う始末。

言ってること真逆です。

「自律訓練法」という精神科で良く使うリラクゼーション法は練習したことはあるのだけど、陣痛をかき消すほどの呼吸法を身につけていたり、自在にエンドルフィンを出すことは多分無理だと思います(笑)。

大方の予想では、私も陣痛では普通に痛がって大騒ぎして出産すると思いますが、もし報告するような面白いことが起きれば、ブログにアップいたしましょう。

ところで、職業柄私には多少の知識があります。
痛みというものは、不安に思えば思うほど強く感じるものだということを。

どうして経産婦は「鼻からスイカ」などの無茶な例えをしてまで、出産の痛みを脅すのでしょうか。
それが痛みを増幅する呪いの言葉に他ならないというのに。

100歩譲って、鼻からスイカを出したことがあるなら、同程度と認めましょう。
でも、鼻からスイカは出せません。
産道を通って赤ちゃんは生まれるようにできてます。

痛いは痛いけど、なんとかなるもんだと思います。

最近面白いTV番組を2本見た。1本目は雨トークの「中学のときイケてない芸人」。2本目が「高校生クイズ」。どっちのことを書こうかな、と悩んだけど、今日はイケてる高校生がいっぱい出ていた、高校生クイズの方を話題に。

高校生クイズ。

この番組は私が子供のときもやっていた。私は参加したことないけれど。私は愛知県の某”名門”高校出身なのだが、当時地方予選にたくさんの学友が参加していた。(ただしだーれも本戦に出られなかった)
中・高校生のときはそれなりに一生懸命この番組を見ていたが、大人になってからは「うちの高校出てるかな?」とチラ見するくらい。まあ、ほとんどの皆さんと同じように。

昨日何気なくTVリモコンをいじっていたら、高校生クイズをやっていたので、はてさて、うちの母校は出ているかな、と見始めた。残念ながら愛知県は明和と東海で、うちの高校の名前はなかった。

暇に任せてそのまま続けて見ていたんだけど、どうも私が知っている高校生クイズとは番組の雰囲気が変わったみたい。

なんだかやたらとストイック!

問題は異常に難問だし(前畑が優勝したときの2位の選手は誰?とか。)、芸能問題とかの軽い内容の問題なんて皆無だし、ゲストの芸能人も余計な無駄口たたかないし。MCのオリラジは感動して泣くし。

早押し問題では、問題を最後まで聞けることはほとんどなく、文章のほんのさわりを聞いて問題文全体を想像して答える。
たとえば、
「問題:世界にはギニアとつく国名が・・・」
「答:パプアニューギニア」
世界にはギニアがつく国名が4つあるが、うち”唯一アフリカ以外にあるもの”が回答で、問題文の前半でそこまで予測を立てているわけ。

それからひたすら暗記力に訴えかける問題(円周率を延々と続ける、とか)や、数学オリンピックでピーターフランクルさんが高校生のときに2時間かけた問題を20分で解くとか・・・。

ほんとに、暗記力が高くて、知識を脳みそから取り出してくるスピードが速くて、知っている情報を応用する力が強くて、知識を仕入れることに熱意があって、要はIQの高い子ばっかり出ていた。

灘や開成のそれぞれ学年トップの子とかも出ていて、見るからに賢そうな顔をしている。

なんと、みんな負けると泣くんだよね~。

その一生懸命さがさわやかで!
優勝目指して1年間勉強付けの毎日を過ごし、負けて美しい涙を流す。高校球児のさわやかさと一緒だよ。

私のような凡人は、中学ではまあ成績は良かったが、いい高校に入れば成績は下位クラス。医学部に入って万々歳。
凡人は目標を身の程設定すれば、達成感を味わうことができる。上手にやれば、達成感を味わう機会は多いかも。

そんな凡人と違って、東大京大は目をつぶってでも入れるような人は、いるわけで。
(例えるなら、プロ野球選手になるではなくて、イチロー。)

能力が異常に高い人が涙を流すぐらい一生懸命になるためには、高い目標を立てなきゃいけないし、ストイックでいなければならない。

高校生クイズはその対象になりうるんだなぁ、なんて思った次第。

あの番組は、ひたすらストイックにしたほうが面白いな、と思った。

あの子達、将来なんになるのかな。
すてきな研究者になって欲しいな。

まさか官僚じゃないと思うけど。



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