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裏日記
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某地域の、精神科救急基幹病院に勤めることにアイナリマシタ。
昨日はオリエンテーションだったので、今日から本格始動です。

精神病院の雰囲気は独特です。
離れると忘れてしまうのですが、飛び込むと思い出しました。
白衣も久しぶりに着ると、お医者の気分になります。

ああ、それから研修医スピリットも思い出しました。

すなわち、よく分からないままでも動く。

ただ、研修医の時よりも大人になっているので、はしゃいだりはりきったりはいたしません。

本日仕事はいきなり始まりました。
お昼ごはん、5分で食べました。

急性期病棟と、老人病棟の担当になり、はじめは急性期病棟に力を入れるように指示を受けました。とは言っても明日は老人病等の当番なので、カルテを読みに老人病棟に行きました。

すると看護士さん同士が
「呼んでも医者が来ない」
という世間話を、私の頭の上で交わしていました。

これ、聞かされてるなあ。
 
頭の上で交わされる会話は聞こえないフリ!!


実は、日曜の晩は眠れませんでした。緊張から。

あまり余計なことは考えずに、毎日目の前の仕事をこなしていけば、きっと慣れていくことでしょう。

知らないうちに指定医も取れてるのかな。

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さて、5年勤めた某センターを卒業いたしました。

b-oさんも涙腺が緩んでいると書いておられましたが、私もです。一昨日ぐらいから、涙がよく出ます。今日はひっそりと家にいますが、職場のMLをやめる時も泣いたし、プレゼントをくれた先輩にお礼状を書いた時も泣きました。
(今、これを書いていても泣きそうよ!)

がおさんはブラジルから帰って来る時、泣きましたか??


明後日からは新生活、一般精神科医としての武者修行が始まります。この武者修行という言葉は、BOSSが使ってたんだけど、力強くていい言葉ですよね。


私の医者としてのアイデンティティーの築き、について、長々と書きます。

一番初めに大学の精神科で研修医をしました。
目からウロコという言葉がピッタリな1年でした。
今まで正しいと信じていたこと、たとえば頑張ることが正しいとばかりは言えないこと、を学びました。

次にローテーター。精神科医に戻るだろうとは思ってましたが、もし他に向いている科があればそれも考えよう、と、フレッシュな気持ちで2年間研修しました。
救急科では自殺企図患者についての報告を学会発表させてもらったり、今はお亡くなりになった精神科のU先生には、個人的な勉強会を開いていただき、身体科を研修しつつも、自分は精神科医であるという意識を失うことはありませんでした。
研修をさせていただいたK病院の指導医の先生方は、将来精神科医になるだろう私に、まったく分け隔てなく、むしろかえって面白がるように熱心に教育をしてくださいました。
数人の先生とは連絡を取り続けていますが、とてもお世話になったT先生は、最後なぜかメルアドを教えてもらえず、もうお会いできないかと思うと寂しくて仕方がありません。

そして某センターで児童精神科医として5年間仕事をしました。教育と福祉と医療の交わる職場で、自分が医者であるというアイデンティティーを保てたのは、2年間のローテート研修のおかげだと思っています。
どれだけ医者とかけ離れた仕事をしていても、自分が医者であることを忘れずに、軌道修正をすることができました。

よき人々に恵まれて、発達障害と子どものトラウマは、数え切れないほど診察させてもらいました。

5年間同じ仕事を続けたことで、ある程度の臨床力と自信は持てたと思います。

しかし、心理士やST、学校の先生、そして小児科医など、隣接領域の専門家が増える中、足りない足りないと言われているのだから、増えていくのは大いに喜ばしいことなのに、それを心の底から素直に喜べない自分に気が付きました。
それはすなわち、臨床家としての自分の自信が、揺るがされるからです。

レアな存在でいられなくなるからです。

それだけが理由ではありませんが、それも1つの理由として、私は、一般精神科を学ぶ決意をしました。
結局、地域で一番忙しい病院を選んでしまいました。

1年の精神科研修医、2年のローテート研修医、5年の児童精神科医に、○年の精神科医の経験が重ねられることになります。

同じ年数でも、順番が違うと、ぜったい違う結果になると思います。

環境が与えてくれた選択肢を、その時どきの自分の正直な気持ちに沿って選んでいたら、私の医者としての経験は、ちょっと珍しい順番になりました。

これからも、あまり張り切りすぎず、日々の臨床を堅実にこなして行きたいと思います。

おかげさまで、私は「レアな順番で学んだ医者」にはなれるのですがら、決して無理をせず、スタンダードな医療を継続して提供し続ける、そんな精神科医になりたいです。

今日はBOSSがとてもためになる話をしてくれたので、これからもっときちんと論文を読めるようになろうと、疫学(医療統計学)の本を2冊、アマゾンで注文した。1"宇宙怪人しまりす医療統計を学ぶ"
佐藤 俊哉 と、 "ロスマンの疫学―科学的思考への誘い" Kenneth J. Rothman

『動物園にできること』の川端さんが、この↓ブログで勧めていた本。めちゃ面白いブログです。
http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/


さて、今日はいろんなことを考えた。

「自閉症の人が電車やトミカを見ていたく情動を揺さぶられるのは、私がハンサムをみて感嘆するのと同じ感覚なんだろうか?」
と、BOSSに言ったら、BOSSは「それはそうかもしれんけど、宝石とかドレス見た時だってそうでしょ」と。

確かに、キレイな宝石を見たり、ドレスをみると、「わあ♪」とは思うけど。

医局会の最中だし、あんまり私のバカ話に時間を割くのも悪いから、ドレスと男前の違いをきちんと言えなかったのでブログに書きます(笑)。

人の顔って、ものすごく微妙な配置の差なのに、こちらが受ける印象の差は大きいでしょ。
ドレスは細かいことは分かんない。
まず、そこが違う。
細かいところが瞬時に見えてしまうところが。

それから、ドレスは「私、時代の先取りをしてるわ」とか、より高次な機能で楽しんでいるような気がする。反対に男前で感嘆するのは、よりプリミティブなのだ(笑)。

(美醜も時代があるし、当然文化差があるけど、プリミティブな要素もある)

私は、焼き物を知識で楽しむのは別に羨ましくないけど、知識とかとは関係ないところで愛でれちゃうのは、ちょっと羨ましかった。知らない世界だから。

でも、オダギリジョーが予備知識がなくともかっこいいのは、まあ、似たような感覚かと。
最近、吊り広告のオダギリジョーがかっこよくて、かっこよくて。


はい、次の話題。

今日、ある雑誌を読んでいたら、日本語検定のコーナーで、「あなた大阪出身だしね」のような「~しね」という言葉を避ける、とあった。その理由は「死ね」を連想させるから。

音韻反応だ。ここまでくると強迫的な感じもする。

結婚式の忌み言葉も、ダジャレ的である。音韻にひっかかるというのも、なかなか大変だ。純粋にダジャレとして楽しめれば、特技の1つなのに。



最後、母の荷物と人生における選択の話。

昨日、ニュージーランドから日本に帰って来たばかりで、またすぐどこかに行ってしまう母から、「荷物を送る」という電話がかかってきた。「荷物はちゃんと受け取れるか?」というので、「宅配BOXがあるから24時間大丈夫だ」と答えた。
そしたら母は、クール宅急便で荷物を送ったので、宅配BOXは使えなかった。だって宅配BOXは、冷蔵庫じゃないからね。

私は母のミスだと思ったのだが、娘も30を過ぎるとちょっと気を遣う。
「はじめに言わなかった私が悪かったけど、宅配BOXはクールは受け取れないんだよ」と母に電話したところ「はじめに言わないニャムが悪い」と叱られた(笑)。

母が送った荷物には、大根の煮つけやら、アジの干物が入っているのだそうだ。

で、明日は研究会をサボって早めに帰宅し、母の荷物を受け取ろうと思う。

人生は選択の繰り返しであり、これは正しい選択なのだ。母の荷物のために仕事はサボれないけど、研究会はサボるのだ。

さて、うちの両親は、今度はフィジーに行くんだそうだ。

そんな母にとっては、日本にいる間くらいは、娘に料理を食べさせたいのだ。


今日はいろんなことを考えた1日だった。
おしまい。

さて、またまた日曜日がやってきた。
一週間が早いなあ。今週は送別会その1があります。いよいよ卒業の日は近い。

今週は元同居人が泊まりに来るから、お部屋をキレイにしなければならない。

とりあえず「いつもの掃除」が7割くらい終わったところ。布団のシーツを変えたり、お風呂にカビキラーをしたら(この2つは「いつもより張り切ったお掃除」に分類される)、いつものお掃除残りの3割をする前に飽きてしまった。

このままお客さんを迎えたら、いつもより散らかって見えちゃうよ。

元同居人や親友は客扱いしない、という考え方もありますが。


今週は、BOSSから降ってきた仕事(講演の講師)の締め切りもある。やれやれ忙しいったら。
毎度のことだが、講演会は参っちゃう。準備するのも話をするのもしんどいから。

適当に今まで使ったレジュメを使いまわそう、と思って、昨日ようやく準備を始めたんだけど(ちなみに昨日まではなるべく考えないようにしていた)、今回はオーディエンスがどんな人たちなんかが良く分からんから、作りにくい。

会の中心メンバーは、どうやら高校の先生らしい。
でも、聞きに来る人は、小中の先生やら、親御さんもいるし、看護婦さんもいるんだってさ。
世話役をしている先生は、私が翻訳した(しかもBOSSと共訳)ペラペラの児童向けの本を「バイブル」といいやがった。
マナー辞典でも読み直して欲しい。

最近「おつきあいのマナーとコツ」という本を買ったんだけど(ものすごくいい本だから、いつか紹介します。軽めの女性のアスペの人にいいと思う)、「あまりに的外れなほめことばは、見え透いたお世辞に聞こえます」と書いてあったんだけど、まっさきにその先生の顔が浮かんだ。

さて、本論。

ASDの知識的整理を一通り書いて、どう話を持っていこうか考えていたら、なんとなく、二次障害の話をしたくなった。

思い切っていじめの話にも触れるよ。

私が親だったら、いじめの深刻さにもよるけど、いじめた子がおしっこちびるぐらいの勢いで本気で対応するのと、学校にも本気になってもらうための考えれる限りの手を尽くすのと、自分の子どもには学校を休ませるのとを、組み合わせると思います。

もちろん深刻さをつかむのは難しいと思うけど。

講演ではここまで大胆な言い方はしないけど、
・小さい頃からのコミュニケーション支援(辛いことを親に伝える方法を身につける、辛いことを親や先生に伝えられる信頼関係を築く)
・それによる早期発見、本気の対応、
・不登校も辞さない勇気を

という話し方をするつもり。

これでも結構大胆かな。

「いじめられる側にも問題がある」と教師が思っていたら、定型発達の子は必ず嗅ぎつけますからね。
だから、

・支援者は、障害特性の理解を!
これもむちゃくちゃ大事だ。

がんばりまふ。


<追記>
ものすごい愚痴です。

今度の講演のスライド、ほぼ完成させました。

ホッとしたのもつかの間、さっきメールを開いたら、主催者側から内容についてのオーダーが。

え??今さらですか??

私に寝るなと?私に寝ずに原稿を作り変えろと??

幸い今さらオーダーされた内容は、私がもともと作成したレジュメでまかなえたのですが、このタイミングで内容のオーダーするなんて、無神経だと思います。

私のムカつきのツボを見事に押してくれて、楽しい気分が一気に吹っ飛びました。

まあ、ペラペラな児童書をバイブルとのたまう人ですから、悪気はないのでしょう。
夫に愚痴ったら、「その人は見通したてずに仕事してるんだよ」と、鋭いご指摘が。

私、「先日打ち合わせいたしましたとおり」という言葉が2回も出てくる、カンのいい人が読んだら嫌味な返事を今さっき送りつけたところです。
でも、絶対カンが鈍い人だから、100%嫌味は通じねえだろうな。

前回記事も「萌え」話で、今回もメイドカフェって、ちょっと私のキャラも変わってきていますが、根っこには尽きない好奇心であります。

☆人生とは、好奇心を満たすためにある☆

ここ5年ほど住んでいるT市にも、とうとうメイドカフェができました。

メイドカフェ、話題になる前は私のような普通の嗜好を持つものはその存在に気づきもせず、TVで見かけるようになってしばらくは秋葉原や日本橋にしかなかったわけで、T市のような普通の街に登場されると、「ああ飽和状態、このブームももうすぐ消えるな」と感じるわけであります。

で、消える前に1回経験してみようかと、夫を誘って駅前のメイドカフェに出向きました。

と、ところが・・・。

狭くて汚い雑居ビルの5階。

恐る恐るエレベーターを降りると、まっピンクに塗られた木製のドア。中が全く覗けないの!!

そして、どうしようもなく怪しげな雰囲気が漂っていて。昼の3時なのに、夜の3時の空気っす。
なんか、ぼったくりバーみたいな感じ。
・・・行ったことないけど。

びびりな私たちはドアを開ける勇気はなく、引き返してまいりました。

現代を考証しながら生きる女、ニャムではありますが、安全第一なので、悪い空気には敏感に反応するのでありました。

だれか安全なメイドカフェに連れて行ってください。

前にもどっかで自慢として書いたけど、私、世紀末に出現した「ごん黒ギャル」がいっぱい載った、Eggって雑誌も、後世に残すため、購入したもの。

そのちょっと前の、マハラジャ扇子とかもコレクションしたかったけど、残念ながら子どもだったもの。

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