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裏日記
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私は本を読み散らす方で、実用書や仕事の本はともかくとして、小説などはたいていの場合、1カ月もたてばあらすじも思い出せません。

最近、夫と好みの本の傾向が似てきて、例えば伊坂幸太郎などは一緒に読みます。
伊坂幸太郎は、お話同士がリンクしていて、別の小説に前出てきた人物がチラッと出てきたり、舞台を共有していることがあり、夫に
「○○は前にも出てきたね」
と言われると、
「そうだっけ、何て本?」
と聞き返し、
「△△だよ。」
「どんな話だったっけ?」
そして夫にあらすじを聞いても、たいていの場合ピンとこないという、困った脳みそなのです。

理由は分かっています。
小説は一瞬の快楽のためにひたすらスピーディーに筋を追っていくような読み方をするのです。
面白くない描写は読み飛ばします。
うちの父は私に輪をかけてこの傾向がありますし、血筋的にも、生育環境的にも、本は読み飛ばしてしまうのでしょう。
図書館で借りるからこんなに読み飛ばすのか、と言えばそんなわけではなく、自分の財布から買っても忘れまくるので、たくさん読みたいしお金ももったいないからやっぱり図書館で借りるくらいがちょうどいい私でした。

本だと、まだ格好がつきますが、これを食事に例えると、ジャンクフードから懐石まで、マナーもひったくれもなくひたすらたくさん食べまくるのと一緒ですから、グルメ(=愛読家)、とは言えないですよね~。


時どき本のレビューを書くのはこのためで、面白かったら記憶に残したいですから、レビューをまとめる作業で脳の別の部分を使うのです。

さすがにレビューを書いた本のあらすじぐらいは覚えていますよ…たぶん。


ちなみに今読んでいるのは、平野啓一郎の「ドーン」。
これがまた、ものすごく面白いので、忘れないようにレビューした方がいいかも。
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読書
図書館が生活圏内にあるのはやはり、うらやましいなあ~。
アマゾンとか実際の本屋では欲しくて買う本はしっかり読みたい本なのですが、駅とかで買う本が、完全に快楽追求・暇つぶしになってしまう傾向があるとやっと学習して、駅では買わないように心がけています。
blue-orchid 2011/02/06(Sun)22:34:07 編集
Re:読書
>図書館が生活圏内にあるのはやはり、うらやましいなあ~。

大学時代と同じくらいの近さです。
図書館のいいところは、色んな冒険ができることだよね。子どもの本なんかは、子どもが適当に選んできた、これっぽっちも買う気が起きない本、意外とハマったりします。

>アマゾンとか実際の本屋では欲しくて買う本はしっかり読みたい本なのですが、駅とかで買う本が、完全に快楽追求・暇つぶしになってしまう傾向があるとやっと学習して、駅では買わないように心がけています。

うんうん、駅に置いてある本って、なんともいえないセレクションだよね~。
読み終えて到着駅でポイすることもあります(汗)。
2011/02/11 17:06
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