土曜日曜と、仕事関係の泊りがけの会議=合宿に参加した。
合宿なんて久しぶりだったので、仕事とはいえ、なんだか楽しかった。某有名私立大学の、学生向きのセミナーハウスに泊まり、久しぶりにドライヤーは愚か、タオルも石鹸も貸してくれないところに宿泊した。
アルコールの持ち込みも禁止だったので、夕食後はお茶を飲みながら、異職種の人と語り合ったのも楽しかった。
さて、会議のテーマは、某市のユースサービスを今後どう進めていかについて。
(もちろん私の本業ではない)
会議は非常にシステマティックに行なわれた。それもそのはず、会議のファシリテーションを本職とする人が、司会進行を買って出てくれたからだ。
今日のブログの本題は、システマティックな会議はどのように行なわれたかの報告。
1)近況報告。たまにしか合わないメンバーなので、アイスブレイクを兼ねて。
2)2日間の予定の発表。司会者が前もってA4の裏紙にマッキーで書いていたことを、どんどんホワイトボードに張っていく。
3)今までの会議録を読み(合宿まで月に一回、一年ぐらいかけて話を広げてきた内容を振り返る)これからのユースサービスのために重要と思われたことを、一人一人が決められたいくつかの表現形態にしたがって、ポストイットにどんどん書き付けていく。
4)ポストイットを順番に模造紙にみんなで順番に貼り付けていく。近い意見があれば側にはる=課題のマッピング
5)マッピングしたものを、グループに分け、グループにラベル(若者の視点で、○○がほしい、というような表現にまとめていく)をつける
6)5)で作ったものを、縦軸は今後3年間でニーズが高まっていくかどうか、横軸は某団体が得意とすることかどうか、で並べていく=ユースサービスを取り巻く多くの課題点の中で、近く取り上げる必要があることを取捨選択するための作業。この縦軸と横軸のえらび方が絶妙だ。
7)えらんだ課題に関して、今後どのように議論を進めていくかを決める=小グループに分かれて話し合うことに
すごいね~。システマティックだね~。
話が逸れると、ちゃんと引き戻してくれるし。
勉強になったなあ。
うちの医局、爪の垢を煎じて飲ませていただく必要があるかもしれない。
(余談)
司会をしていた立派な人が、26歳というのにも驚いた。
26歳の若者が、ユースサービスを大人目線で語る、という奇妙なことになってしまった。例えば、
「最近の若者は適切に親密な関係を築けない。ま、僕もですけど。」
とか。
休憩時間に雑談中、彼が
「経済的に安定しないのでまだまだ結婚とかは考えていない」
と他の人と話しているのを小耳に挟み、
「じゃあ、経済的に安定している女性と結婚すればよい。」
と大切なことを教えてあげた。
そんなことにも気づかないとは、まだまだやつも青い(笑)。
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