ちょっとした気分転換、ちょっとしたストレス解消に、ちょっとしたお買い物はいかがでしょうか。
昨日、ほとんど聞いたこともないのに「スガシカオ」のCDを買いました。CDも売っているいつもの本屋さんで、文庫本と一緒に購入。スガシカオがどんな歌を歌っているのかなんて、全然知らないし、どんな声かもしらないけど、BESTが売っていたので。
「スガシカオ」をかけていると、我が家じゃないみたい。
みなさんも、普段全然聞かない曲を家でかけてみてください。
そこは一瞬で知らない人の家になります。
付き合い始めの彼のおうちに行った気分になります。「ふーん、スガシカオ聞くんだ」みたいな(笑)。
あと、もう1つのささやかなお買い物ですが、さらにささやかになります。
今日久しぶりにものさしとボールペンを買ったんです。医者になってからというもの、文具は薬屋さんにたくさんもらうから、もう一生分ぐらいボールペンは家にあるわけですが、今日はエリック・カールの「はらぺこあおむし」シリーズの文具を発見してしまったのです!
「はらぺこあおむし」はみんな大好きですよねぇ。
ホントに久しぶりにものさし(広島では「さし」っていうんですよね)とボールペンを買って、なんかこう、なんかこう、小学生に戻ったようなウキウキ気分になっちゃうんですけど。
実はキティーランド(!)で、中高生に混じって、相当悩んで数百円の買い物しちゃったんですけど。
「はらぺこあおむし」なら、ガンガン医学判定書とサマリー書けちゃうような気がしちゃうんですけど(ウソ)。
ストレスで胃を荒らした夫にガスターをぶっこみながら、自分のストレスマネージメントばかりしている私でありました。
先週末書いた記事は面白かったんだけど、大胆すぎるということで夫にダメだしをくらい、残念ながらカットしました。
読んだ人はいるのかなあ?
さて、最近身の回りが大変です。家族のこと、仕事のこと、いろいろな問題が山積しています。
大変だけどやたらと元気で、昨日も鼻歌を歌いながら溜まっていたサマリーを書いてから帰宅し、帰宅してからコンビニで買った晩御飯を食べつつ、講演のスライドを作ったりして、いつもより遅く寝ました。
頭の中にあるスイッチが、「ややハイ」に切り替わっているようです。まあ、躁的防衛ってやつですね。
私はわりとそのへんの自己認知ができるほうです。ああ、いつもよりテンション高いわ、と。
(もうちょっと進むと認知できなくなるんだろうか?そうなってたら教えてください)
これで突っ走って、本格的にマニってはいけないので、今日は起きたくなってから1時間位布団の中で過ごし、朝一にまあブログを書いてしまっている訳です。
で、このへんも「ややハイ」っぽい多幸的な感想なんだけど、辛いことがあるとややハイになっていつもよりガシュガシュ仕事をしてしまう私は、タフに出来ているなあ、と、頼もしく思ったりするのであった。
みなさんは、辛い時はどのような乗り越え方をしますか?
今日は誕生日。
なのに今1人でいるんですけど!!
昔から誕生日はあまりいい思い出はない。
期待しているほど親も兄弟もちやほやしてくれないからだ。
小学生の時は何回か泣いたなあ。
あ、帰って来た。
一昨日、「トルソー」という言葉が思い出せなくて苦労した、結局さネットで検索用語に「人台」と入れたら「トルソー」という言葉も引っかかってきてスッキリした。
私が子どもの診察をする時には、おもちゃを使うことが多い。中でも、シルバニアンファミリーの登場率は高い。あのおもちゃにはいろんな小道具があって、それがまたセンスよく作られているもんだから、大人の私にとっても面白い。普通の家にはないようなものもたくさんある。だって少女の夢の家だからね。
子どもがステキなミニチュアを手にとって無邪気な笑顔で「これ何?」と聞いてきたら、「それは○○だよ」と教えてあげたいじゃないか!大人として。
数ヶ月前の私は、その首と腕と下半身がない人形のミニチュアを、カタカナ語で子どもに教えていた記憶は確かにあるのだ。
でも一昨日はどうしても思い出せなかった。
子どもにはなるべく正確に(だって修正ききにくいタイプの子が多いんだもの。患者さんには。)、をモットーにしている私は、その場では「分からない」と答え、子どもが帰ってから必死に記憶を搾り出そうとしたが、どうしても出てこない。なんだか無性に気になって、看護婦さんに聞いたら「マネキンかな」と言ったし、うちの母は「ボディ」と言っていた。
違う、それでも通じるかもしれないけど、私が思い出せない言葉はそれじゃない!
と思って、電子辞書でシソーラスやらを駆使して、日本語の「人台」という言葉にたどり着いた。初めて聞く言葉だ。
なんか、家畜人ヤプーみたいな響きだ。
この話にはなんのオチもないけど(落とさなきゃいけないなんて、私も大阪に毒されてきたなぁ)、まあ嬉しかったのだ。トルソーと分かって。
「人台」も「トルソー」も、もうきっと一生忘れない言葉になったけど、どうせだったらもっと実用的な英単語とか増やしたかったよ。
ああ、ほんとどうでもいい話だ!
もうちょっと旅行の話を続けさせてくださいね。何せ久しぶりなんで。
超有名観光地のビクトリアの滝から、車で1時間ほど走るとボツワナとの国境があり、それを超えたらすぐチョベ国立公園だ。
チョベ国立公園では、午前中はザンベジ川をクルージング、午後は四駆にのってゲームドライブのツアーに参加した。チョベ国立公園は”ゾウの楽園”とガイドブックに書いてあった。
「とはいっても会えるかどうかわかんないんでしょ」
と疑っていたのだ。
最初に遠くにゾウを見つけたときは実に興奮した。
ツアー参加者の誰かが「エレファント!」と叫んで、え、どこどこまじまじ、と同じ方向を見つめると、黒い豆粒に大きな耳と長い鼻がついていた。早速双眼鏡を取り出し、黒い豆粒がまさしくゾウであることを発見。
ありがたやありがたや・・・。
ところが。
あ、あっちにもゾウがいる、あ、ゾウの群れだ、え、あれゾウの大群じゃないの?
ゾウはどんどんどんどん増えていくのだ。
河を渡るゾウ、泥遊びをするゾウ、円陣を組むゾウ(円陣じゃないけど、真ん中に弱ったゾウがいて、それを囲むようにメスゾウがたくさんいるのだ)、生まれたてのゾウ、少年のゾウ、怒って耳をパタパタさせながらパオーンと叫んでよだれをたらして走り回るゾウ(あれ、危なかったんじゃないの?!)
うじゃうじゃいるのだ。ゾウが。
さすがにあれだけいるとありがたみが薄れて、
「またゾウかよ、キリンだせキリン。」
とコッソリ思ってしまうのだ。
ゾウですよ。動物園で大人気のゾウですよ。『かわいそうなゾウ』読んで日本中が泣いたでしょ。「ゾウさんがも~っと好きです」のゾウでしょ。
それをあんた、鳩みたいな扱いして!
と、自分で自分に突っ込む。
なんとまあ、私は図々しい生き物なんだろうね。
ゾウの生態に詳しくなるほど、たくさん長い時間観察できました。観光の神様どうもありがとう!