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裏日記
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子ども時代の体験って思わぬ形で生活に入り込んでくるなーっと実感した話です。


うちの娘の寝顔が、あまりにもお地蔵さんにそっくりなので、ネットでお地蔵さんについて調べたりしていました。
お地蔵さんって何なのか、とか、おうちに飾るかわいいお地蔵さんはないかな、とか。

で、3000円ぐらいで買える焼き物のお地蔵さんを見つけて、夫に見せました。私はテンション高くって
「かわいいねぇ。ちゃむちゃんそっくりだねぇ。でも買わないねぇ。」
などと言っておったら、夫の反応がよろしくない。

そんな夫を無視してさらにかわいいお地蔵さんを探していると、5万円くらいで石を彫ってくれる、本格的な通販サイトを発見する私。

これがまた、うちのちゃむちゃんにそっくりなんだわ!
(これは名古屋弁の語尾の「だわ」 語感を強調をします。
このお地蔵さんに興味があれば→ http://www8.ocn.ne.jp/~jizou/shouhin.html )

で、またしても夫を呼びつける。

夫はいよいよ表情が曇り、
「何か怖くない?」
と。

私は日本人っぽい”なんとなくの宗教観”を持っていて、八百万の神に近い感覚で、厳かなものとか、古いものとか、壮大なものとか、大事にしているものに対して、敬ったり恐れたりする気持ちがあるので、そういうことかな、と思って
「そりゃあ、買ったら大事にしなきゃいけない感じはするよね」
と返事をすると、やっぱり反応がよろしくない。


「あ、思い出した!」

夫の思い出したエピソードは、夫が子どものころ、ご病気をされたお母さんのことをお地蔵さんにお祈りして、それをおばあさんに報告したら、
「悪いものが取り付く!」
と激しく叱責され、お払いされた、という辛いもの。
おばあさんは某宗教を信仰していたみたい。

子どもの純粋な気持ちで、愛する人のことを一生懸命お祈りしたのに、それを頭ごなしに否定されて辛かったろうし、さぞかし不安だったことでしょう。

おばあさんも悪気は全くなかっただろうから、誰をどう責めることもできない話。


そんなわけで、またしてもフタした夫の記憶をほじくりかえしてしまった私。
悪いことをしたな、と思うのですが、正体が分かれば気にならなくなるような気がするのです。
これを機にお地蔵さんが怖くなくなれば、トラウマワークになったのかな、なんて。

でも、生活に支障のないフタを外す必要は一切ナシ。またフタするもよし。





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